エルデンリングはクソゲーか?

ゆっくりメリナ

ゆっくりしていくメリ!!!

はじめに

ラスボスを撃破し、エンディング手前まで到達し、ホスト、協力プレイ、敵対プレイも全て行ったので、レビューをしていきたい。

ちなみに僕のソウルシリーズ歴は、デモンズソウル、ダークソウル1~3、ブラッドボーン、SEKIROくらい。

アーマード・コアシリーズもやっているので、人から見ればフロム信者かもしれない。

キングスフィールドはFPS視点で3D酔いしそうだったから、やってない。

ELDEN RING(エルデンリング)とは?

フロム・ソフトウェアが開発したアクションRPG。

元を辿れば同社が開発したキングスフィールドが原点であるが、あちらは1人称視点でエルデンリングは3人称視点という大きな違いがある。

3人称視点になったのはデモンズソウルからで、最新作であるエルデンリングとの共通点も多い。

いわゆる死にゲーとも言われている通り、最近のゲームとしては難易度が高い。

強敵との戦いや難所の突破するなど、非常に死亡しやすく、繰り返し挑戦し続けながら先に進んでいくのがシリーズの基本だ。

ちなみに各作品のストーリー上の繋がりはほとんどなく、どの作品から始めても問題はない。

もちろん過去作品を触れておくと、名前の繋がりなどがあるので、より楽しめるかもしれない。

世界観としては剣と魔法がある中世ヨーロッパを彷彿とさせる、ダークファンタジーがシリーズの基本であり、エルデンリングもそれを踏襲している。

ちなみにブラッドボーンは銃などが登場するので18~19世紀のイギリス?、SEKIROは日本の戦国時代がモチーフになっている。

良かった点

圧倒的広さと壮大で幻想的な世界観

次から次へとダンジョンや、クトゥルフ神話に出てきそうなおぞましい敵との遭遇が続く。

プレイヤーを飽きることがなく楽しませてくれるだろう。

その世界はまるでロード・オブ・ザ・リングやナルニア国物語のようでありながら、ベルセルクのように絶望に満ちている。

むしろストーリーで協力したジョージ・R・R・マーティンの作品であるゲーム・オブ・スローンズを挙げるべきかもしれない。

とにかく現実世界ではありえないような、壮大で不思議なファンタジーの世界を、プレイヤーが自分の意思で好きなように探索する。

これが面白くない訳がない。

複数のキャラを作成したり、周回プレイも考慮すると、プレイ時間は膨大になるのは間違いない。

自由度

攻略順などは決まっていないので、最初から終盤に行くような高難度のエリアに行って地獄を見るのも、それはそれで面白い。

また昨今のオープンワールド系ゲームでよくありがちな、お使いイベントはほぼ皆無と言ってよい。

一応あるのだが、押し付けられるような感じではなく、本編には影響のないイベントばかりである。

ストーリー

あえて謎が多く残し、それでいてユニークで奇抜なキャラクターを多く登場させることで、プレイヤーがそのキャラクターに対して興味を持つように、上手く惹きつけていると思う。

壺から手が生えた戦士が地面に埋まっていたり、奇抜な被り物をした魔術を教えてくれる女性魔術師など、とにかく初対面で与えられる衝撃が凄い。

豊富な武器や防具などのアイテム

武器や魔法などの多さもシリーズ最多。

見た目と性能の癖の強い武器から、オシャレ過ぎる武器まで様々あり、プレイヤーの好みに合った物が見つかるだろう。

防具も騎士の甲冑から魔術師、一般庶民が着けている服など多種多様である。

戦闘

日本でも有名な外国産のRPGであるSkyrimを遊んだことがあるが、率直に言って戦闘は楽しくなかった。

理由は戦闘システムで剣で斬りつけた時の感触が、あまりにも手応えがなさ過ぎた。

ソウルシリーズの素晴らしい点は、ちゃんと攻撃を当てたという感覚がプレイヤーに伝わってくること。

過去作と同様、エルデンリングの戦闘もシンプルな差し合いが中心で面白いと思う。

マルチプレイ

【エルデンリング】侵入の基本、敵を利用する(侵入:王都ローデイル) – YouTube

ソウルシリーズがなぜ長く愛され続けているか、それは侵入プレイを含めたマルチプレイの存在だろう。

協力プレイしかないゲームは、武器や防具といったアイテムを揃え、ステージやボスを攻略したら終わりである。

もちろん様々な組み合わせを試して、違う体験を求める人もいるだろうが、ステージやボスが変化することはない。

しかし侵入があるおかげで、ステージやフィールドが様変わりする。

高所から遠距離攻撃でやられてしまうCPUモンスターと違い、相手は同じ人間であり、非常に狡猾でありながら予測出来ない動きをして楽しませてくれる。

侵入は不要などと言う人がいるが、それは発売してから日が経っていないからだろう。

侵入の真価は、慣れてしまい退屈になったステージに新しい変化をもたらすことにある。

オフラインプレイ

マルチプレイだけでなく、オフラインプレイでも楽しめるのが、ソウルシリーズの魅力だろう。

MMORPGのようなオンライン専用タイトルと違い、将来的にネットワークサービスが終了してしまっても、ゲームそのものは遊べるという利点のはありがたい。

悪かった点

ストーリー

物語全般

ソウルシリーズの恒例とも言うべきことなのだが、ストーリーがとにかく分かりにくい。

「王様になる」以外、よく分かってない人も多そうだし、一週目の時は僕もそうだった。

あまりにも分かりにくく、そして抽象的と言うべきか、単に説明不足に尽きる。

各NPCイベントを進めたり、アイテムの説明文を読むと物語の背景を掴む手助けにはなる。

逆に言えば、注意深く探索して進めないと、ステージとボスを倒していったら、終わってしまったという事態に陥りやすい。

エンディング

非常にあっさりしており、特に達成感が得られなかった。

特に「エルデの王」はいくつかの種類があるが、使い回し感が凄く、条件を満たしてまで見る価値があったかは微妙なところである。

よく納期のデーモンと揶揄されるが、この出来映えは時間切れでやっつけ仕事になったと思ってしまう。

メリナ

ゆっくりメリナ(2回目)

彼女は今作の火防女的ポジションのはずだが、本作ではあまりにも影が薄い。

今までのシリーズではレベルを挙げるときは、火防女に話しかける必要があったので、必然的に話す頻度は多かった。

しかし今作では、メリナは祝福に毎回登場する訳ではない。

なので彼女の顔を見ることなく、淡々とレベルアップするだけ。

王都などの強制イベント以外にも会話イベントも複数用意されているのだが、それぞれの祝福でプレイヤーが能動的に話しかける必要がある。

僕は全く気が付かず、馬を貰った後は、お前を試していたと言って円卓へ連れて行ってもらう時、王都で分かれてまた戻ってきた時、そして山でキャンプファイアー前に会話したくらいで、全く印象に残っていない。

条件を満たせば、祝福で強制的に会話が発生しても良かったと思う。

むしろ今までのシリーズと差を付ける意味でも、新しい祝福に触れるたびに、その土地の観光ガイドするくらい自己主張が欲しかった。

ちなみにあまりのヒロインとしての影の薄さに、某所では語尾にメリを付けてネタキャラ扱いされてたりする。

NPCイベント

NPCイベントで、次にどこへ行けば良いのか非常に分かりにくい。

会話やアイテムで察することが出来る場合もあるのだが、その場合でもMAPが広すぎて、非常に分かりにくい。

ネットの攻略サイトなどの情報を一切見ずに、単独で全てを見るのは非常に難しい。

バージョンアップでNPCの現在位置が表示されるようになって、だいぶマシにはなった。

ゲームバランス

武器、戦灰、魔術、祈祷などのバランス

シリーズ恒例だが、使えるものとそうでないものの差が激しい。

今作ではほとんどの武器種で二刀流全般が強く、両手持ちをするメリットが薄い。

なので特大剣だろうが、斧槍だろうが、見た目はさておき二刀流をするのが基本である。

出血もダメージと強制的に怯ませる効果もあって、攻略、対人問わず、強い。

特に一部の刀の戦技がその発生と射程、出血効果によって、地形によってはほぼ瞬殺出来るなど、調整不足が目立つ。

今後もレギュレーションで調整されていくと思うが、バランスが良くなる頃には人がいなくなってそう。

別の問題として、通常のソロプレイからマルチ攻略、PvPがまとめて調整される点も難しいところだ。

ソロプレイ主体のプレイヤーからすれば、対人戦のために攻略で使い勝手のよかった武器や魔術などが下方修正を受けるのは、好ましいとは思わないだろう。

エルデンリングに限ったことではないが、全てのプレイヤーの要求を満たすのが非常に困難だとは思う。

ソロプレイヤー向けにオフライン限定で、過去のレギュレーションが適用できると良かった。

バグ

「火の大罪」バグや、「黄金の大盾」や「カーリアの返報」などのセルフカウンター、「獣の石」による他の祈祷の短縮、「ウォークライ」バグなど、攻略や対人戦に影響を与えるものが非常に多い。

バージョンアップで修正されたものもあるが、この記事を書いている時点で修正されていないものもある。

現状、使用するかどうかは各プレイヤーの判断に委ねられているのが現状であり、マルチプレイを阻害する原因になっている。

そしてマルチプレイへの接続も不安定であり、途中で強制的に切断されることもあるため、ステージの攻略で最後まで行くのは難しい。

バグ修正に時間が掛かっており、発売直後でマルチプレイ人口が多いこの時期だからこそ、余計に悔やまれる。

PvP

現状の対人戦において、プレイヤースキルやテクニックと言ったものは基本皆無と言って良い。

キャラクターを育成するのが95%くらいで、いかに対人戦に特化したキャラクターを作るかがほぼ全てである。

後は実践で強い武器や戦技、魔術や祈祷を押し付けて殺すだけで、技術的な介入度はあまり多くない。

それだけに一部の武器や戦技を使った戦法があまりにも強過ぎる。

これはエルデンリングに限らず、今までのシリーズでも言えることではあるが。

フィールドでのマルチプレイ

【エルデンリング】フィールドでの不毛な追いかけっこ~ノーカット編集~(侵入:王都ローデイル外郭) – YouTube

馬に乗れないので、協力プレイ中の移動が面倒である。

また侵入した場合、フィールドが広いため、ホストないし赤霊が逃げ始めると、不毛な追いかけっこが始まる。

フィールドでは侵入出来ないようにして、協力プレイ中も馬を使えるようにして欲しかった。

密度

過去作のように、ダンジョン同士がシームレスに接続されている方が良かったと思う人は、一定数はいると思う。

探索して感じたことは、広大なマップを探索してダンジョンを発見するのは良かった。

しかしそれだけの時間を掛けた割には、有用なアイテムが1種2種程度しかなく、キャラによっては適合せずに使えないことも多々ある。

全体のボリュームではエルデンリングの方が圧倒的なのだが、フィールドの広さに対するアイテムやモンスターの配置といった丁寧さというか密度は、どうしても過去作に劣ってしまっている。

判別しにくいデザイン

マップの高低差が分かりにくく、リエーニエ湖の左下のエリアが地上から到達出来ないと気付くまで、結構な時間が掛かった。

また扉があっても開かない場合が多く、直感的に分かりにくい部分が存在する。

結論

プレイを続けていくと、悪い部分がいろいろ見つかるものの、それでも面白いと思っている。

ただメタスコア97点という点数は、さすがに誇張されすぎている。

個人的には70点くらいで、バグ修正やバランス調整さえしてもらえれば、80~90点はあると思う。

今までのソウルシリーズと同様、確実に人を選ぶゲームである。

ただ少しでも面白いと感じたなら、是非エルデンリングを遊んで欲しい。

とりあえずフロムには、バグ修正とバランス調整を取り急ぎお願いしたい。

そこで評価が下がってしまうのが、とてももったいないように思う。

guest
0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る