DARKSOULS3のアップデート情報について(App ver. 1.11/Regulation ver 1.30)

いよいよ最後(2番目ではあるが)のDLC配信日である3月28日(火)が迫ってきた。

シリーズでも一番好きな作品になりそうなダークソウル3だけに、追加されるステージや武器・防具・魔法など、今から楽しみだ。

それに先駆けて、明日24日に先行してアップデートが実施される模様。

内容が公式HPに公開されてたので、それの感想を述べたい。

 

App ver. 1.11/Regulation ver 1.30の内容

information | DARK SOULS official web site

  • DLC「THE RINGED CITY」へのシステム対応
  • PlayStation(R)4 Proでプレイした場合、フレームレートが向上するように対応
  • 「不死の闘技」にて、新規対戦ステージを2種類追加
  • 「不死の闘技」にて、全員同じ合言葉でマッチングする場合に、チーム分けできる機能を追加
  • 「不死の闘技」にて、味方のみ同じ合言葉でマッチングし、別の合言葉の敵チームと対戦できる機能を追加
  • 篝火の転送メニューにて、マッチングできるホストの多さを示す機能を追加
  • アイテムスロットに装備中のアイテムを「置く」ことができない現象の修正
  • アイテムを「置く」際、置ける上限数を超えていた場合に警告ダイアログを表示
  • オンラインマルチプレイで、自分の世界に戻る時のロード画面が長くなる現象の修正
  • オンラインマルチプレイで、アリアンデル絵画世界にて礼拝所の扉の開閉状態が同期しない現象の修正
  • オンラインマルチプレイで、冷たい谷の踊り子のボスエリアにゲストだけで入場できる現象の修正
  • オンラインマルチプレイで、不死の闘技にて特定条件でレベルシンクの効果量が変動してしまう現象の修正
  • オンラインマルチプレイで、ロード中にホスト側でネットワークエラーが発生すると、ゲスト側でエラーメッセージが表示されない場合がある現象の修正
  • オンラインマルチプレイで、奇跡「惜別の涙」が発動しているプレイヤーに攻撃が当たらなくなることがある現象の修正
  • インベントリがいっぱいの状態で、武器や防具を入手すると、倉庫に送られたアイテムが破損してしまう現象の修正
  • 男女でアイコンの違いがある装備品を入手しても男性用装備のアイコンが表示される現象の修正(例:チェインアーマーなど)
  • 短剣カテゴリの攻撃力を上方調整に伴い、致命攻撃の威力が現在と変わらないよう致命値を下方調整
  • 特大剣、大槌、大曲剣カテゴリの通常攻撃のモーション性能を上方調整
  • 特大剣、大槌、大斧カテゴリの攻撃時に消費するスタミナ量を低減
  • 大曲剣カテゴリの攻撃力を上方調整
  • 刀カテゴリのダッシュ通常攻撃のモーション性能を下方調整。それ以外の通常攻撃のモーション性能を上方調整
  • 盾カテゴリの戦技「シールドバッシュ」のモーション性能を上方調整、消費スタミナを下方調整
  • 短剣カテゴリの戦技「死角の一撃」のモーション性能を上方調整
  • 武器「ボルドの大槌」、「イルシールの直剣」、「フリーデの大鎌」の冷気蓄積値を上方調整
  • 武器「カーサスの曲剣」、「ダークソード」、「ガーゴイルの灯火槍」、「幽鬼のサーベル」の攻撃判定の長さを下方調整
  • 武器「欠け月の曲剣」の戦技「欠け月の刃」のモーション性能を上方調整
  • 武器「月光の大剣」の戦技「月光の奔流」のモーション性能を上方調整
  • 武器「処刑人の大剣」のFP回復効果を上方調整
  • 武器「法王騎士の曲剣」の戦技において、初段から「冷気の刃」を出現させるように修正
  • 武器「ヨルシカの槍」の戦技「誘眠」のFPダメージ効果を上方調整
  • 武器「法王騎士の大鎌」の戦技「冷気」のモーション性能、および冷気効果を上方調整
  • 武器「グレートランス」の通常攻撃のモーション性能を上方調整、および両手持ち攻撃時に強靭度が適用されるように修正
  • 武器「ダークハンド」の戦技「吸精」使用時に強靭度が適用されるように修正
  • 武器「つるはし」の両手持ち攻撃をパリィ不可に変更
  • 戦技「我慢」の効果時間を延長
  • 武器「アヴェリン」で、一部のボルトの攻撃力が想定値と異なっていた不具合の修正
  • 武器「鴉爪」で、片手持ち通常攻撃モーションが爪モーションではなく拳モーションになっていた不具合の修正
  • 武器「血狂い」のエンチャントを他の武器に適応できてしまう不具合の修正
  • 武器「パルチザン」の戦技「回転薙ぎ」使用時の強攻撃派生で強靭度が発動していなかった不具合の修正
  • 武器「鬼切と姥断」の戦技「鬼切」の連撃が想定よりもつながる不具合の修正
  • 変質強化「鋭利」、「重厚」の補正性能を上方調整
  • 変質強化「出血」の出血蓄積値を上方調整。出血変質強化前の出血蓄積値を下方調整
  • 変質強化「毒」の毒蓄積値を上方調整
  • 一部武器の変質強化「鋭利」、「重厚」の補正性能の上方調整に伴い、一部武器の変質強化「熟練」の補正値を下方調整(例:物干し竿・羽騎士の斧槍など)
  • 重い防具ほど、防御性能がより上昇するように上方調整、および重量を軽減調整
  • 奇跡「雷の杭」、「嵐の落雷」、「白教の輪」のモーション性能を上方調整
  • 奇跡「蝕み」、「ドーリスの蟲」、「神の怒り」の詠唱中に移動できる時間を延長
  • 指輪「スズメバチの指輪」を装備しての致命の一撃で、闇属性ダメージの倍率にボーナス値がかかっていない不具合を修正
  • プレイヤーが与える毒、猛毒効果の攻撃力を上方調整し、継続時間を短縮
  • アイテム「カーサスの緋刃」の出血蓄積値を下方調整
  • その他いくつかのパフォーマンスの改善、不具合現象の修正

PS4 Proでのフレームレート向上について

個人的に今回のアップデートで一番気になったのが、PS4 Proでのフレームレートの向上だろう。

Proによって他のゲームタイトルではどれほどの変化があったのか、4Gamer.netで比較動画があるので、参考になると思う。

PS4 Proの新機能「ブーストモード」は,タイトルによってはフレームレート向上の効果アリ。過去のソフトを遊ぶときは試してみよう – 4Gamer.net

「フレームレートが向上」という言い方をしているのが、これは安定化を意味しているのか、純粋にフレームレートが30FPS以上になるのかの詳細は不明。

オンラインタイトルであることを考慮すると、もちろん通常のPS4と混在した環境になるので、むしろ向上というよりは安定という意味だと個人的に思っているが、実装後の検証された結果から判断したい。

 

そもそもフレームレートを含めたビジュアルが気になるなら、PC版が一番だろう。

ダークソウル2をPC版でプレイした時は、その解像度と60FPSに感動した、それくらい綺麗で快適だった。

ただとにかく人は少なく、マッチングするのが困難だったように思う。

参考までにPC版の動画でも貼っておく。

 

闘技場のステージ追加等

そして今までステージが一つしかなかった闘技場に、二つのステージが追加された。

またフレンド(合言葉なので厳密にはフレンドでなくてもよい)と合同でチーム戦への参加も出来るようになったようだ。

フレンドと協力して他のプレイヤーと戦うには、通常のステージで侵入されるしか方法がなかったので、これは遊びの幅が広がってありがたい。

 

篝火の転送メニューでのマッチング出来るホストの多さ

DarkSoul2にあったけど、3でなくなってしまった機能の一つ。

協力プレイや侵入プレイでの参加がこれで捗りそうだ。

 

各種ゲームバランスの調整

短剣の攻撃力の向上は、使い手にとっては朗報だろう。

”クイックステップ”が元々強力な戦技なので、”奴隷の手斧”並の火力が出せれば、評価がガラリ変わるかもしれない。

 

特大剣、大槌、大曲剣、大斧も軒並み上方修正で、1対1で不遇だったのが改善されるかもしれない。

パリィを取った時に、ポケットからヌッと出てくる暗器のような使い方が多かっただけに良い修正だ。

もちろん使い込んでいた人も少数ではあるが、いたことは確かだが、これから相手にするのが恐ろしい気もする。

 

刀の修正も面白い。

ダッシュ攻撃しか使えないとの評判だったが、それを受けての修正だろう。

人によってはダッシュ攻撃しかしてこない(それが一番強い行動なんだけど)ので、面白みがなかった。

武器としての魅力から、使い手も少なくなかったので、素晴らしい修正だと思う。

 

”シールドバッシュ”の性能向上は期待して良いのか分からない。

元々”パリィ”と”武器戦技”という強力なライバル戦技に囲まれている中で、どれほど有効になるのか。

対人戦で、大盾を使って強いというケースに遭遇したことがないので、期待せずに使ってみたい。

 

冷気武器も軒並み上方修正される方向のようだ。

直剣の最弱の称号を持つ”イルシールの直剣”を筆頭に、元々戦技が強力だった”フリーデの大鎌”がどこまで強くなるのか。

”ボルドの大槌”?そんな子もいましたな。

 

”カーサスの曲剣”、”ダークソード”、”ガーゴイルの灯火槍”、”幽鬼のサーベル”はリーチの下方修正を受ける。

どれも強武器として扱われてた武器なので、仕方ないかもしれない。

特に”ガーゴイルの灯火槍”はそのリーチの長さから、最強武器として上げる人もいるくらい。

”幽鬼のサーベル”は戦技初段がパリィ出来れば、それほど怖くないが、慣れていない人には脅威だった。

気になるのは、前のアップデートで攻撃力を下げられた”カーサスの曲剣”や”ダークソード”がさらにリーチまで短くなると、いよいよ使う人がいなくなるかもしれない。

特に”カーサスの曲剣”は、出血を付与・追加するアイテム”カーサスの緋刃”も同時に弱体化したので、相当厳しいものになっている。

 

 

変質強化の修正も面白い。

大抵が”熟練”派生一択だったのが、”重厚”や特に空気だった”鋭利”派生に流れるかもしれない。

また同じく存在感が薄かった”出血”や”毒”の蓄積値も上昇するようだが、”筋力”、”技量”補正が弱くなった分の価値があるかは不明。

 

防具も軽装と重装で防御力にあまり差が感じられなかったから、改善だと思いたい。

ただ初代ダークソウルで仮面巨人が大量発生したことがあるので、それだけが心配。

軽装と重装のバランスが気になる。

 

終わりに

いつものフロムによる大雑把な調整になるのか、それとも過去に類を見ない神がかった調整になるのか。

私見だが、あれだけ多くの武器による近距離攻撃方法と魔法や飛び道具による遠距離攻撃方法、そして数々の防具があるのだから、絶対に完璧なバランスなど取れるはずがない。

そもそもダークソウルシリーズの素晴らしいところは、侵入プレイにおいて不公平な地点からスタートする点である。

装備やレベルの違い、仲間の有無、地形、遭遇した状況など、いくつも存在する理不尽な条件でどう戦うのか。

1対4で、敵MOBもいない、そんな絶望的な環境で、当然勝てない。

ただ工夫や趣向を凝らし、万が一に同じ人間であるプレイヤーたちに勝てた時は、他のゲームにはない嬉しさがそこにあり、またそれが最大の魅力なのだ。

不平等で当たり前なのだ、それを楽しまねば!

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