Dragon’s Dogma DARK ARISENの体験版をプレイしてみた
謹聴:(敬意をもって熱心に聞くこと。)
前作から面白そうではあったが、結局やらずじまいだったドラゴンズドグマ。
それの前作の拡張版(日本語フルボイス対応、新MAP「黒呪島」、アイテムやエディットパーツの追加など)のダークアリズン(以下DD-DA)が、4月25日に発売されるようだ。
CAPCOM:Dragon’s Dogma DARK ARISEN (ドラゴンズドグマ ダークアリズン) 公式サイト
その体験版が4月2日に出たので、やってみることにした。
ちなみに種類が近いゲームとして、ダークソウル・Skyrim・モンスターハンターなどと比較して考察してみたい。
体験版をやってみて良かったと思う点。
- キャラクタークリエーション(以下キャラクリ)が秀逸で、いろんな個性的なキャラを作れそう。
- プレイヤーキャラがムービーに違和感なく登場する。
- 持ち上げたり、掴まったりと豊富なアクション性。
- 飽きにくい戦闘システム。
- ポーン(仲間AI)が強い。
この辺りはさすが国産ゲームといいたい。
一番評価したいのはキャラクリ。
ダークソウルもSkyrimもそうだったが、いろんな部位をスライダーで調節出来る、つまり設定箇所が多すぎて逆に作りにくいと思ってた。
それをあえて見本の中から選択方式にし、必要最低限の箇所だけ調整できるようにしたことで、とても作りやすかった。
また戦闘システムもダークソウルに負けず劣らず、攻撃を当てた感じがうまく表現されていた。
大型モンスターに掴まったりするのは、斬新(一応、ワンダと巨像というゲームがあったけども)で楽しめた。
MH4でもモンスターに掴まる要素を入れているあたり、CAPCOMが今までのアクション要素にマンネリ感を感じて抜けだそうとしているのだと思う。
以下悪いと思った点。
- グラフィックが微妙、どうしてもSkyrimをプレイした後では汚く見える。
- L2の武器を出す操作が不要だったこと、この操作がなくてもガード出来るし、即座に攻撃出来る。
- ポーンが喋りすぎる、もう少し抑えても良かったのは?
- ポーンが強すぎて、プレイヤーが何もしなくても戦闘が終わってることも。
- 移動が面倒、街の外ではすぐにスタミナ切れを起こすし、時間が掛かる。
- 採集が面倒、モンハンでも感じているが、どうして一度の採取で取得可能なアイテムを一気に手に入らないのか。
あと勘違いをしてたのだが、前作DDの頃から直接の協力プレイ(以下Co-op)はないみたいだ。
前述の直属のポーンを一体作成出来るのだが、そのポーンをオンラインで公開して雇ってもらうという仕組みらしい。
てっきりフレンドを呼んで一緒に進められると思っていたんだが、残念である。
そのポーンを通してアイテムのやり取りは可能なようだから、そういった意味での協力は出来そうだが…それはそれでどうなのと思う。
確かにRPG系のCo-opのバランスの難しさはあるよね。
モンハンもそうだけど、制作側としては難しくした部分はそのまま味わって欲しいのに、やり込んだプレイヤーが協力したら、それが極端に難しくなる。
かといってやり込んだプレイヤー基準でゲーム作ってしまうと、「初心者お断り」、「○○装備限定」ということになってしまう。
現実世界の友人が同じゲームをしていればそういった問題は起きないけど、みんな自分と同じ趣味だとは限らないし。
むしろこのDD-DA(体験版であるが)をやってみて思うことは、ダークソウルの良さを改めて感じされたれたということだ。
ほとんど無駄がないんだよな、ダークソウルには。
最低限度の拠点が最初にあるだけで、後は全部攻略ステージ。
○○を何体倒せとか、意味の分からない開発者の手抜きクエストを押しつけられたりすることもないし、居ても居なくても構わない町の人もいない、無駄に複雑で広いフィールドを探索させられることもない。
それでいて、斬新で強烈で緊張感のあるCo-opやPKを搭載しているのだから、面白くないはずはない。
周回プレイに関しても、周回を重ねることで敵がどんどん強くなっていくので、飽きさせにくい。
AC5で転けたけど、それでもフロムはすごいわ。
ネット上のレビューを見ていても優秀作というよりは良作といった感じらしく、欠点を改善した次回作に期待している人が多いみたい。
しばらくプレイするかどうか悩んでいると思うけど、気軽にやってみてもいいかもしれないが、やる前から飽きそうで怖い。
ちなみに体験版のゴールは井戸のリザードマンを撃破するところだと思う。
宿営地に出てくるヤマタノオロチよりもよっぽど強かった(;´∀`)