知っておきたいバルダーズゲート3の用語集(種族や団体、地名編)
目次
第1章
バルダーズゲート(Baldur’s Gate)
ゲームのタイトルにもなっているバルダーズゲートは、実は都市の名前である。
作中ではオープニングムービーで市民が誘拐されている都市として登場し、実際に訪れるのは第3章である。
広大な都市で、上層と下層に分かれているのが特徴だ。
マインド・フレイヤー(Mind Flayer)及びイシリッド(Illithid)
バルダーズゲート3のオープニングから登場する種族。
正式名称はイシリッドであり、マインド・フレイヤー(精神の鞭を振る者)は通称である。
会話では混在しているため、余計にややっこしい。
種族の見た目はタコのような頭部が特徴で、触手の奥に口があり、他種族の脳みそを好んで食べる。
テレパシーで会話し、全てのマインド・フレイヤーはエルダー・ブレインと呼ばれる巨大な脳みそと精神的な繋がりを持っている。
一種の集合意識を持つ生命体としての側面もある(作中では独立した個体も存在する)。
ゲーム冒頭で行っているように、寄生虫のような物を他種族の目から入れて、マインド・フレイヤーへと変化させることで繁殖する。
過去に大きな勢力に拡大し支配してきた歴史があることと、前述の繁殖方法からマインド・フレイヤー以外の種族から敵視されている。
奴隷にされていた種族の一つ、ギスヤンキが反乱を蜂起したことで、イシリッド帝国は崩壊し、少数のマインド・フレイヤーが生き延びることになった。
インテレクト・ディヴァウラー
マインド・フレイヤーの手下で、動く脳みそ。
ノーチロイド(Nautiloid)
マインド・フレイヤーの船で、他種族を誘拐したり、寄生させて変化させる機能を有している。
九層地獄(Nine Hells)
オープニングにおいてマインド・フレイヤーの船であるノーチロイドは、バルダーズゲートで市民を誘拐していた。
そこへギスヤンキの部隊から攻撃受けて、転送で逃げ出した先が九層地獄である。
厳密にはその九層地獄の中でも、ザリエル大公妃が支配する一つ目の層「アヴェルヌス」である。
そのため侵犯してきたノーチロイドに対してザリエル大公妃に使える司令官ザルクが、乗り込んで攻撃してきた。
ギスヤンキ(Githyanki)
オリジン・キャラクターであるレイゼルの種族。
アストラル界という別の世界から来ており、黄土色のような肌に低い鼻、長い耳といった特徴である。
長年マインド・フレイヤーに奴隷されていた経緯もあって、各種族の中でも最もマインド・フレイヤーを憎んでいる。
種族の伝統としてほぼ全員が戦士になるようで、優秀な選ばれし戦士はレッド・ドラゴンに乗って戦う。
クレシュ(Crèche)
ギスヤンキ独自の卵の孵化施設兼、保育所、訓練所のこと。
そこで過酷な訓練を経て、戦士に育てられる。
医療設備も備えていて、マインド・フレイヤーの寄生虫を取り除く「浄化」が行えるらしい。
エメラルドの森(Emerald Grove)
ウッド・エルフのドルイドらが暮らす森だが、最近になってティーフリングが難民としてやって来たため、一時的に受け入れている。
しかし同時にゴブリンの脅威も迫っているため、森を封鎖するための儀式を行い、ティーフリングを追い出そうとしている。
ティーフリング(Tiefling)
オリジン・キャラクターであるカーラックの種族。
悪魔の子孫であり、赤褐色の肌に角が生えている。
別の都市で起きた事件によってティーフリングが差別されることになったため、エメラルドの森に難民として登場する。
アブソリュート(Absolute)
ゴブリンらを改宗させたカルト教団。
マインド・フレイヤーに感染した人々をトゥルー・ソウルとして敬っている。
ミンタラやゴブリンらは、シャドウハートの持っている神秘的なアーティファクトを探すようにアブソリュートから命じられている。