2021年5月18日(火)の日誌

訃報 田村正和さん

俳優の田村正和さん死去、77歳 「古畑任三郎」シリーズ – 産経ニュース

古畑任三郎は日本のドラマ黄金期を代表する作品。あれに匹敵する刑事ドラマを知らない。

刑事コロンボ方式を採用しており、最初に犯行場面から始まるため、多数の大物著名人を起用できた(刑事ドラマにおいて主役以外で大物を起用すると友情出演でもない限り、犯人役である事が多く視聴者にバレてしまう)。

犯人役には、明石家さんま・唐沢寿明・石黒賢・笑福亭鶴瓶・福山雅治・江口洋介・緒形拳・SMAP・イチローなどなど、日本でも屈指の俳優やアイドル、お笑い芸人が演じている。今では考えられないくらい豪華。

ただドラマそのものも決して著名人の力に頼っていただけではない。三谷幸喜氏が描く、古畑任三郎、今泉慎太郎、西園寺守と言った個性的なキャラクターが視聴者を楽しませた。

記憶が曖昧だが最終回?で古畑が自転車に乗ってふらっと去っていくシーンがある。見た当時は訳が分からず、すぐ続きが見られると思っていた。もうあれから30年弱になる。

古畑任三郎以外のドラマでも出ていたのを見ていたが、古畑にしか見えなかった。それだけ強烈なキャラクターだったと言えよう。モノマネのネタとして、プロにも素人にもよく使われていたし。

4月3日に亡くなっていたそうだ。ご冥福をお祈りします。

粗末な大規模接種予約システムの続き

昨日取り上げたWebでの大規模接種予約システム問題の続き。

2021年5月17日(月)の日誌 – LV73.net

官房長官は「法的措置を取ることも排除しない」とのこと。

コロナワクチン大規模接種、システム改修へ 虚偽予約、法的措置も―政府:時事ドットコム

一方でTor(接続経路を匿名化するソフト)での接続も可能という話も出ており、おそらくVPNでもアクセスは可能だろう。また海外からのアクセスだった場合はどうやって法的措置を行うのか。

もっと現実的な対応策を表明してほしい。ただの脅し文句でしかない。

防衛相は「正しい情報か確認できるように改修する」と話すが、即時停止して早急に行うのが適切だろう。

政府の事後の対応は、まるでお粗末としか言い様がない。

接種予約システム乱立「デジタル庁あれば避けられた」 平井担当相 | 毎日新聞

ワニ動画を見てサボってた担当相に期待するしかないのか。もうメチャクチャだよ。

安倍前首相も問題の本質がズレてる。予約妨害を幇助しているとでも言いたげな書き方だが、そもそもシステムに欠陥があることに問題がある。各新聞社に対する心証だけで書いてそうだ。

大規模接種予約サイトが架空番号でも予約可能に、対象期間外に予約できる不具合も | 日経クロステック(xTECH)

ちなみに日経も試している。

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