邪神ちゃんと富良野市とのコラボ失敗?

メデューサ・ハイ(6666年前に一度だけ発生したメデューサのレアな状態)

「邪神ちゃん」騒動で制作側 富良野市側に「台本チェックしていただいた」 独自アンケート93%超がイメージ向上/サブカル系/芸能/デイリースポーツ online

まさか決算が通らなかったとは、話題性があって面白いけど、当事者らはギャグではすまない。

そのアニメ自体を実は見ていたのだけど、個人的に作風が合わず、批判的なことばかりになりそうだったので、記事にしていない。

今回ニュースになっているようなので、作品の感想を含めてどんな内容だったか書く。

あらすじ

【期間限定】邪神ちゃんドロップキックX富良野編【アンケート答えて】 – YouTube

クラウドファウンディングで集めた資金3000万円を競馬で擦った邪神ちゃんは、魔界の金融業者から10日で10割という悪魔的な金利で借りる。

当然返済できるはずもなく、北海道へと逃亡を図る。

他のメンバーも邪神ちゃんを追いかける形で北海道へ向かい、ご当地グルメや観光スポットなどを回りながら邪神ちゃんを探す。

市で問題になった点

【久保田未夢さん登場!】メデューサ、内臓を売りたがる(9話切り抜き付き) – YouTube

富良野市で邪神ちゃんが、メデューサに借金を何とかするように泣きつくシーンがある。

そこで諦めきったメデューサが言い放った「内蔵、売ろ?」が、社会通念上許されない表現だとして、市のイメージを損なうのではないかとのこと。

感想

最初に書いた通り、作品そのものは個人的にはギャグのセンスが合わなかった。

ただコロコロ変わる邪神ちゃんの表情は豊かで、イラストを書くときの参考にはなっている。

嫌いって訳でもないのだが、好きかと言われるとそうでもなく、まさに中間の普通くらい。

さて、問題となっている9話も含めた北海道編は、イメージアップ・ダウン云々以前に観光PRが多過ぎて、娯楽としてはつまらなかった。

あえて言うなら、アニメの中で延々とCMを見させられている気分。

アニメ制作にはお金が掛かるので、続編を作る手段・手法としては新しいとは思った。

ただ作品そのものの質は確実に低下してしまった。

市のイメージだが、個人的に富良野市そのもののイメージは低下したとは言えない。

ただし根本的な問題として、市のPRに「邪神ちゃん」というアニメがふさわしいかは微妙である。

指摘のあった回を含め、老若男女安心して見られるようなアニメとは言いにくい。

そのため税金から3,300万円も出す価値があったのかは大いに疑問が残る。

すでにアニメの公式Twitterではアンケートを行っているが、当然ファンが投票しているので、結果が肯定的になるのは当然である。

本来は税金を支払っている富良野市の市民に対して、アンケートを行わないと意味がないと思う。

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