映画「マトリックス レザレクション」を見て

映画『マトリックス レザレクションズ』本予告 2021年12月17日(金)公開 – YouTube

アマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)で公開されていたので、見た感想を書く。

あらすじ

前作で死亡したネオとトリニティは、機械らによって蘇生されて、再びマトリックスの世界に接続された。

マトリックス内では過去の出来事は全て、ネオ(マトリックス内ではトーマス・A・アンダーソンとして)が作ったゲームであると思い込まされていた。

そして彼はゲーム「マトリックス」の成功によって世界的なゲームデザイナーとして活躍するも、幻覚症状によって酷い精神障害で苦しむ。

一方のトリニティは結婚し2人の子供がいる(マトリックス内ではティファニー)が記憶を失っており、トーマスと出会うことで、彼の作ったゲームに興味を持ちトリニティと自分を重ね合わせる。

その後、トーマスが働いているビルで爆破騒動が起きる。

トーマスも逃げだそうとするが、スマートフォンにメッセージが届き、真実が知りたければトイレに向かうようにメッセージを受け取る。

そこでモーフィアスと再開する。

良かった点

マトリックスの続編が出たこと。

悪かった点

キャストの変更

モーフィアスやエージェント・スミスの俳優が変更になっていて、やはり率直には受け入れがたい。

モーフィアスは前作までのモーフィアスとは別人扱いのようで、救世主ネオを導く存在としての役割だけを引き継ぐ形になっているため、まだマシである。

しかしエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィーヴィング氏の個性的な雰囲気は失われており、いっそ登場しない方が良かったまである。

分かりにくいストーリー

一番物語を理解しやすかったのは1作目。

それ以降は複雑化して1回見ただけでは理解しにくくなっていった。

本作はそれを上回るくらい、一番分かりにくい。

新たな人間の都市「アイオ」と機械との関係が、よく分からない。

敵対しているようだが、協力的な機械もいて、あまり危機感が感じられない。

ネオとトリニティを活かしたのは電力不足のためだったようだが、なぜ2人を近くにおいて発電させると多くのエネルギーが出るのかも説明不足。

そして電力不足で機械同士が戦ったらしいが、なぜ機械なのに戦うという非効率な手段を取ったのかも謎である。

感想

劇場に見に行かなくて良かった。

続編が出たときは嬉しいと同時に不安もあったが、悪い方が的中してしまった。

やはりマトリックスは1作目が一番面白く、そこで終わっておくべきだったのかもしれない。

もちろん続編を望む声はあるだろうし、挑戦すること自体は称賛している。

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