「サピエンス全史」を読んで

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 | ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 | 歴史学 | Kindleストア | Amazon

良い本だと評判だったので読んでみた感想を書く。

概要

なぜホモサピエンスがこの地球上で覇者となり、他の生物が絶滅し、または隷属されたのか。

  • 想像上の現実(虚構)
  • 農耕
  • 文字
  • 貨幣
  • 帝国
  • 宗教
  • 科学
  • 資本主義

これらの人類に大きな影響を与えた能力や発明を中心に、説明している。

感想

本書を読んで、改めて今の人類全体がどれほど罪深いのか思い知らされた。

人類史の初期に多くの生物を絶滅へ追いやり、その人類同士もヨーロッパ諸国による植民地支配やホロコーストなどで虐げ、そして今なお家畜を人類の食料のために虐殺し続けている。

これから人類はどのような発展(末路)を迎えるのか、本書を読んだ上で想像するとなかなか面白い。

ただ本書が公開されたのが2011年であるが、その当時は今のウクライナ侵略戦争が起きるとは考えられていなかったのかもしれない。

現在、人類は新しい分岐点に到達しているのかもしれない。

ようやく訪れた平和(一部地域を除く)をもっと享受したいが、果たしてどうなるやら。

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