【鉄拳8】サルでも出来る超初心者向け講座(第1回目)
本講座の内容まとめ
本講座ではデビル仁のスペシャルスタイルを使って、オンライン対戦での勝利を目指す。
難しい操作は一切省き、鉄拳の攻防と読み合いについて触れ、一方的な対戦にならないように工夫した。
コマンド表記とその他定義
キャラクターが左側にいる状態で表記
→:方向キーを右へ短く入力する(他の方向も同様)
⇒:方向キーを右へ長く入力する(他の方向も同様)
☆:方向キーをニュートラル(入力なし)に戻す
LP:左パンチボタン
RP:右パンチボタン
LK:左キックボタン
RK:右キックボタン
WP:パンチボタン同時押し
WK:キックボタン同時押し
LPK:左パンチキック同時押し
RPK:右パンチキック同時押し
[LPRK]:左パンチ右キック同時押し(他の[ ]の記述も同様)
【LP RK】:左パンチ右キックを素早く押す(他の【 】の記述も同様)
上:上段技
中:中段技
下:下段技
発生:技の出る早さ
硬直:ガードされたときの相手との硬直差フレーム
-は自分が不利で+は自分が有利
F:フレームのことで60Fで約1秒
プロローグ
ガチャッガチャッ!バンッ!ババンッ!バァーン!
うわーん、また負けた~!
ちょっと物に当たるのは良くないデスヨ。
だって鉄拳8を始めたのに対人戦で全く勝てないんだもの。空中コンボだって練習して覚えたのに(成功率30%)。もーこれクソゲーよ、はークソゲー。
何でも人のせい、物のせいにするのはよくないデスヨ。見たところシステムに対する理解不足のように見受けられマス。とりあえず有識者をお呼びしたので、基本から解説してもらいマショウ。
数時間後…
鉄拳8を始めたと聞いてやってきたぞ!良い感じに煮詰まっているな!
戦うゲームが大好きな軍曹さんじゃん!ホント、何でもやってるのね。
格闘ゲームにおける勝利条件
さて、格闘ゲームで勝つための条件とは何だろうか?
そりゃもちろん、相手をボコボコにすれば勝てるわ!
あまりにも抽象的過ぎマス。
あながち間違っていない。要するに自分の体力よりも、相手の体力を先に減らした方が勝ちだ。
対戦時には時間制限がありマスガ、時間切れになった場合は残りの体力が多い方が勝つみたいデスネ。
じゃあ1回だけダメージを与えて、後は逃げ続ければ勝てるってこと?
理論上はそうなりマスネ。現実的ではありマセンガ。
どのような状況だろうと、必ず相手により多くのダメージを与え、逆に自分はダメージを受けないように立ち回る必要があるという訳だ。当然のことだと思うが、他の話をする前にこの前提をまず覚えておいてくれ。
基本操作
一覧
移動
- 前進 →
- 後退 ←
- 前ステップ →→
- 後ステップ ←←
- ダッシュ →→⇒
- しゃがみ ↓ or ↙
- 前進しゃがみ ↘
- 横移動 ↑☆ or ↓☆
- 横歩き ↑☆⇑ or ↓☆⇓
移動による相手との距離調整は非常に重要だ。相手と距離を取れば、基本的に攻撃は当たらない。逆もまたしかりで、適切な距離で攻撃しなくては空振りして、相手に隙を晒して攻撃のチャンスを与えてしまう。
これくらい簡単ね!
その割りには横移動を全く使ってなかったではないデスカ…。
横移動は相手の癖をよく見て使うといいぞ。相手が横回転する技を多用しない場合、有効な回避手段となるだろう。
受け身や起き上がりについても、練習モードで一通り試してほしい。具体的な使い分けは次回以降に話そう。
ガード
鉄拳でも上中段ガードは何も入力しなくても行われる。下段ガードは↓か↙でしゃがみながら行う。
- 上中段ガード ← or ☆
- 下段ガード ↙ or ↓
コントローラを置いててもガードしてる!便利ね!
他の格闘ゲームと同じで←でもガード出来マスネ。
ただし前ステップや横移動、ダッシュ中はガードが解除される。すかさずガード入力←をすることで、ガード状態に移行させられる。まずはガード入力を入れる癖をつけて、隙のない移動を心掛けるのだ。
受け身
相手の技によってはダウンさせられることもある。そこから立ち上がる方法は2種類あって、受け身と起き上がりに分かれる。
受け身って柔道でダメージを受けないように転がったりするアレね。
- その場起き上がり(攻撃判定あり) →
- 横転・左 LP or RP
- 横転・右 LK or RK
- 後退起き上がり ←
鉄拳では素早く立ち状態に復帰する方法だと思ってくれ。地面にキャラクターが触れた瞬間、特定の入力を行うことで、受け身になる。全部で4つあるので、
起き上がり
- その場起き上がり ↑
- 後方起き上がり ←
- しゃがみ起き上がり ↙
- 前転 →
WP入力でクロスチョップ(中段)に派生する。 - 横転・左 LP
- 横転・右 RP
- 起き上がり 中段キックRK
- 起き上がり 下段キックLK
- 牽制キック ↓LK or ↓RK
- スプリング攻撃 WK
一方の起き上がりはキャラクターが倒れた状態で行う。
めちゃくちゃ多いよ!覚えられないよ!
全部覚える必要はない。受け身と合わせて覚えておくべきことは起き上がるタイミングだ。立ち上がる最中は無防備なので、相手の追撃を重ねられて追加のダメージを受けてしまうぞ。受け身と起き上がりを使い分けたり、起き上がるタイミングをずらすことが鉄拳では必須だ。
さっきから延々と殴られてた原因はコレだったのね。
いつも同じタイミングで起き上がると、簡単に動きを呼ばれて追撃されてしまっていたわけデスネ。
次回
基本操作だけでも覚えることが多過ぎるよ!早く殴ったり、蹴ったりしたい!
何事も基礎は大事デス。
そうだろうと思って、次回は実際にキャラクターを選んで、技と一緒に使い方を学んでいく予定だ。