nginxのgzip圧縮を有効にする

テキスト圧縮の有効化

PageSpeed Insightsでサイトの読み込み速度のテストを行っていたら、「テキスト圧縮の有効化」の項目が上位にあった。nginxだとnginx.confを修正して再起動することで簡単に、各種ファイルの圧縮が可能だ。

設定方法

#vi etc/nginx/nginx.conf

nginx.confの中の、

#gzip on;

#を消して、gzipを有効にする。以下のように各種パラメータを設定する。

#コンテンツをgzip圧縮する
gzip on;
#Vary:Accept-Encodingを応答ヘッダへ付与
gzip_vary on;

#全てのプロキシされたリクエストに圧縮を有効
gzip_proxied any;

#圧縮するファイルの最小限のサイズ(デフォルトは20バイト)
gzip_min_length 1024;

#圧縮レベルを1~9の間で設定(デフォルトは1)
gzip_comp_level 6;

#圧縮するMIMEタイプ(メディアの種類)
gzip_types text/plain
		text/xml
		text/css
		text/javascript
		image/gif
		image/png
		image/jpeg
		application/javascript
		application/x-javascript
		application/json
		application/font-woff
		application/font-tff
		application/octet-stream;

Module ngx_http_gzip_module

text/htmlはデフォルトで常に圧縮する設定になっているので、指定しない(指定すると重複してエラーになる)。application/octet-streamは「その他のアプリケーションファイル」を示している。

#service nginx reload

nignxを再読み込みして完了。

PageSpeed Insightsのモバイルスコア
PageSpeed Insightsのパソコンスコア

PageSpeed Insightsでモバイル、パソコン共に10点以上改善したのを確認できた。モバイルは画像が多すぎて、スコアが伸びないようだ。

参考

コンテンツキャッシュとVaryヘッダとnginx – Qiita

よく分からないけど、このブログの表示速度が早くなったのね!

ソウデスガ、表示速度が遅い原因も我々だということが判明しまシタ・・・。

えー・・・。

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