今更ながらPixel Watch 2をブラックフライデーで手にいれたので
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スマートウォッチを買う予定は当初なかったのだが、訳あって手にはいたのでレビューを書く。
目次
入手した経緯
Google Pixel 8を購入した時にストアクレジットを約15,000円分くらいあった。
しかしGoogleストアのアクセサリ類はどれも高く、特に欲しい物がなかった。
なので不要だと思いつつも、一度くらいはスマートウォッチを使ってみようと思い、セールで安くなっていたPixel Watch 2を買うことにした。
ストアクレジットを使って、実質的に支払った金額は15,000円くらいだったと思う。
外見や重さ
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丸型の本体にリューズが付いており、腕時計としては古典的でフォーマル。
個人的にApple Watchのスクエア型よりは好み
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重さも今まで付けていたG-SHOCKとあまり変わらず、腕時計の中でも普通の部類。
ただ持っている腕時計の中で一番重い機械式腕時計でも、あまり重いとは感じたことがない。
ウォッチフェイス
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特に気に入っているデザインがコレ。
フォールアウトシリーズでお馴染みのPip-Boyのアニメーションが表示される。
緑色に発光している雰囲気が最高である。
このデザインのためにPixel Watch 2を使い始めたと言っても過言ではなく、キャラクターウォッチとして価値を感じている。
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もう一つ面白いと思ったのが、こちらのテトリスのウォッチフェイス。
当然ながらテトリスのアニメーションが動く。
ただ肝心の見やすさはイマイチで、フォールアウトの方が各種情報は見やすい。
機能について
通知
スマートフォンに届いた通知はPixel Watch 2に振動して知らせてくれるため、スマートフォン単体よりもメールやLINEの見落としが明らかに減った。
スマートフォンよりも素早く確認できるのもGood。
タイマー&アラーム
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Pixel Watch 2のタイマー機能
カップ麺からアイスコーヒー作り、仮眠に目覚ましと、使える場面は日常的で多い。
G-SHOCKだとボタンが小さくて固く、時間を細かく変更するのも面倒くさくあまり使いたくない。
それがPixel Watchはタッチパネルによってストレスなく、設定が行える点に優れている。
Googleマップ
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カーナビの代わりとして意外に便利だと感じた。
車にはAndroid Autoに対応したオーディオディスプレイを搭載しているが、1時間以内の場所ならPixel Watchでも十分。
むしろ有線でスマートフォンをつなぐ手間もなく、気軽に使える点が気に入っている。
バイクでも使えるとは思うが、スマートフォンをホルダーで固定して使っているため、今のところ出番はないだろう。
歩数&心拍数&睡眠時間
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歩数と心拍数は普段から意識したことは全くないので、変化を見るのは面白い。
特にランニングなどの運動をした時には心拍数がしっかり変化するため、フィットネスアプリと組み合わせれば運動の達成感が得られる。
ただし不整脈を検出して知らせてくれる機能は、一部の国だけに提供され日本では記事執筆時点(2024-12-25)において実装されていない。
睡眠時間も面白いとは思うが、さすがに寝た時間と起きた時間くらいは覚えているので、普通に引き算すれば分かる話と言えばそれまでかもしれない。
LINEアプリ
Pixel Watch 2からLINEのメッセージを読んだり送信したりを期待していたが、これは率直に言ってゴミ。
「Wear OSではサポートされていないメッセージです。スマートフォンでご確認ください。」と表示され、内容が分からない。
送信だが、スタンプは一部しか使えず、スマートウォッチの画面では文字入力はストレスの塊である。
なので事前に定型文をスマートフォンで設定して使うのが、一番楽である。
ただしメッセージを送信した時に、送信が止まるケースが頻発するという、致命的な欠陥がある。
結局はスマートフォンで送信しているので、Wear OS版のLINEは使っていない。
感想
良かった点
今のところ便利だと感じたのは通知とタイマー、Googleマップくらい。
普段からランニングする人はモチベーションの維持に、フィットネスアプリを利用すると良いかもしれない。
悪かった点
スマホ依存
通知の見落としが減ったのは良いことだが、逆に言えば何か集中している時に邪魔されやすくなったとも言える。
普段からスマートフォンに対する依存度が高い人は、より深刻になるかもしれない。
寿命
Pixel Watch 2の寿命はリチウムイオン電池とスマートウォッチ本体性能の関係からおおよそ2年ほどだと思う。
G-SHOCKやF-91Wほど長い付き合いは無理だろう。
寿命
電池の持ちも丸1日が限界で、毎日充電は必須。
ただお風呂に入る時に充電する癖を付ければ、そこまで苦にならない。
専用充電器
専用の充電ケーブルが必要なので、紛失したり破損したりすると充電できなくなる。
ちなみにPixel Watch 2と次世代のPixel Watch 3の両方とも、非接触充電には対応していない。
総評
次もPixel Watch 2を含めたスマートウォッチを使うかと言われれば、微妙かもしれない。
確かに便利にはなるが、必須ではない。
従来のG-SHOCKなどのシンプルな時計も好きなので、どちらを使うか悩ましい。