Divinity: Original Sin 2の初心者向け情報
これから始める人のために、簡単にまとめた。
難易度
- ストーリー(Very Easy)
- エクスプローラー(Easy)
- クラシック(Normal)
- タクティカル(Hard)
ストーリーはプレイヤーのHP、攻撃、防御が大幅に増加、敵対するNPCのHP、攻撃、防御、ブロック率、命中率が減少、さらには無限に使用可能な蘇生スキルを全員所持するなど、かなり簡単になる。
エクスプローラーはストーリーよりも能力値等の補正が緩やかで、蘇生スキルはなし。
クラシックが通常の補正のない難易度となる。
ハードは敵の能力が上昇し、また敵AIが強化される。
自分に合ったものを選択しよう。自信がなければストーリーで十分。
ヌルすぎたらゲーム途中でも、クラシックモードへの変更は可能だ。
キャラクター育成
キャラクター選び
ストーリーをより深く楽しみたいなら、オリジンキャラクターを選択するのが良いだろう。専用クエストや会話などが用意されている。
もちろんオリジンでもキャラメイクは可能だ。
キャラクターの過去など要らないと言う人は、カスタムキャラクターを作ろう。
そして物語を進めると、途中から仲間が加わって役割を聞いてくる。
最初に選んだキャラクターも含め、タンク、戦士、ローグ、弓兵、魔術師、召喚術士など、それぞれ役割分担を決めた方が戦闘を有利に進められるだろう。
剣と魔法の両方を扱う魔法戦士のような万能キャラは、器用貧乏になりがちなので結果的に弱くなりやすいから、オススメはしない。
- 盾戦士
片手武器+盾で高い防御力を確保する。
「挑発」で相手を引き付けたり、武術「バトリングラム」、「バトル・ストンプ」で転倒させたりして、相手の足止めをする。 - 両手武器戦士
攻撃力を最大限まで上げて、両手武器や二刀流で敵を倒す。
盾戦士と同様、倒しきれない場合はスキルを使って足止めも行う。 - ローグ
ナイフを装備し悪党「バックラッシュ」や「クロークアンドダガー」で背面からのバックスタブを狙う。
才能「ゲリラ」を併用するなどして、戦闘前に分かれて待機して、開始後に隠密などで隠れながら接近し、奇襲するなども良い。 - 弓兵
高所から一方的に遠距離攻撃をする。
高火力で高所を確保出来ると非常に殲滅能力が高い。 - 魔術師
魔法攻撃を主体として戦う。
地形や環境に影響を与えたり利用したり出来るするのが得意。 - 召喚術士
各種モンスターを召喚して戦う。
モンスターは撃破されてもデメリットがなく囮にも使えるため使いやすい。
召喚術スキルLV10まで上げてしまえば後は何を上げても良いのも魅力だ。
高所から遠距離に攻撃出来る弓兵は方針が簡単で育成しやすく安定して強いから、1人は入れておくと良いだろう。
パーティ全員を物理攻撃や魔法攻撃のどちらかに統一するのも強いが、相手の防御値に合わせて弱点を突けるように、物理や魔法の両方を使えるようにしておくのも悪くない。
能力値
- 筋力
- 技巧
- 知力
装備する武器やスキルに応じて、どれかに特化した方が得。ただし防具の装備条件にもなっているため、装備したい防具のために少し上げても良いだろう。
特に筋力は持てるアイテムの総重量や、動かせる重さにも影響するので、パーティで1人は上げておきたい。
- 体格
- 記憶
- 機知
体格はHPに影響する。
記憶は装備出来るスキル数に影響を与え、1上がるごとに1個装備出来るスキルが増える。
機知は罠や宝、隠れている物の発見に影響を与えるため、1人は上げておくと良いだろう。
アビリティ
戦闘時の移動にはAPが必要なので、戦士やローグは移動系スキルが必須。
というか、移動スキルはどのキャラクターでも腐りにくく、後衛の弓兵や魔道士でも使い勝手が良い。
その移動系スキルのためだけに、スキルを上げても問題ないだろう。
- 武術2:フェニックスダイブ(移動+炎地形)
- 狩猟2:戦略的撤退(移動+ヘイスト)
- 悪党2:クロークアンドダガー(移動+隠密状態維持)
- 多形2:翼を広げて(毎ターン使える移動スキル追加)
また、
- 風術2:テレポーテーション
- 風術2:位置相関
によって敵を味方の近くへ移動するなども有効だ。これも役割に関係なく誰でも覚えさせて損はない。
後は回復や能力値上昇系のスキルだが、
- 炎術1:平静(能力値上昇+暗闇・恐怖・魅了・挑発・睡眠・憤怒・狂気の回復)
- 炎術1:ヘイスト(ヘイスト+スロウ・束縛の回復)
- 水術1:寒気の鎧(魔法防御増加+炎上・毒・麻痺・凍結・窒息・石化の回復)
- 水術1:リジェネレーション(2ターン回復+毒・出血の回復)
- 土術1:マジックアーマー(物理防御増加+毒・出血・炎上・酸・腐敗の回復)
これらスキルはどのキャラクターでも余裕があれば覚えておくと、何かと役に立つので便利。
そして社会アビリティはパーティ内で、最低でも「鑑定」、「窃盗」、「商売上手」、「説得」(操作キャラクタ推奨)をそれぞれ担当させて上げておくと良い。
才能
【歩兵 or 死刑執行人】
歩兵は1AP分の移動を消費なしで行えるので、細かい移動に大変重宝する。
一方の死刑執行人は、1ターンに1度だけだが敵を撃破したら2AP回復する。
全てのキャラクターにどちらかは覚えさせたい。
【一匹狼 or ガラスの砲台】
一匹狼は2人以下のPT専用かつ必須スキル(2人なのに一匹狼とは?)。キャラクターの成長速度が倍に上がるなどの強力な恩恵を得られる。
3人以上にすると効果が一時的に消えるため、才能をレベルアップ後に付け替えて・・・ということは出来ない。
ガラスの砲台は毎ターン最大APまで回復するという強力な才能だが、防御力関係なしに状態異常になるというデメリットが大きい。
後衛で戦う弓兵や魔術師などの遠距離タイプのキャラクターとの相性は良いが、デメリットも大きいので使って見て判断して欲しい。
ちなみにギフトバッグ(公式で追加されたMOD)の「最大アクションポイント変更」を有効にしていると、毎ターン8AP使用可能になってかなり凶悪だ。
【動物語】
クエストの達成に必要な才能。ただしギフトバッグの「動物への共感」を利用すれば不要。利用した場合において「動物語」のスキルを所持していると、動物からの好感度が最大になる。
【迎撃】
敵に接近して戦うことの多い戦士やローグに覚えさせたい。
【属性弓使い】
攻撃力を底上げ出来るため、弓使いなら覚えて損はないスキル。
【遠望】
スキルの射程が延長するため、遠距離主体の弓使いや魔法使いは恩恵を受けやすいスキル。
【拷問者】
防御値を無視して状態異常を狙える。特に絡みつきによって移動不可になる土術「蛆虫の震え」とのコンボが強力。
【三ツ星料理】
食物や薬を活用するならかなり有用。
【記憶術】
記憶が3pt増加する。スキルを3つ装備出来るようになるので万能。才能で迷ったときに。
【行動派】
戦闘アビリティと社会アビリティを1pt増加する。これも迷った時用。
【成長期】
能力値を2pt増加する。記憶術と違い限定されていないものの、2ptしか増加しないので先に記憶術を取得してからこちらを選んだ方が良いだろう。
最後に
簡単に物語序盤でスムーズに進行できるように、簡単にまとめた。
ある程度、物語を進めれば(具体的には船に乗った後)、ステータスの振り直しが出来るので、失敗しても大丈夫だ。
どうしても序盤に振り直したいと言うのであれば、ギフトバッグ「フォートジョイの魔法の鏡」を有効にすれば、フォートジョイの闘技場でスキルポイントを振り直す鏡を設置できる。
細かい説明は省く。後は物語を進めながら、スキル等を色々組み合わせて最適なものを探してもらいたい。
それがこのゲームではそれも楽しみの一つであるはずだから。