2024年08月17日(土)の日誌
ロシアの核ドクトリン
ウクライナの越境攻撃 欧米巻き込み、ロシアと対立激化のリスクも | 毎日新聞
今回の越境攻撃は、停戦交渉の取引材料にするつもりだとか、ロシア情勢の不安定化を狙っていると言われているが、欧米に対するパフォーマンスという側面もあるのではないか。
AP通信によれば、ロシアが核を使用する要件は以下の通り。
— ロシアまたはその同盟国の領土を狙った弾道ミサイルの発射に関する信頼できる情報が得られた場合。
— ロシアまたはその同盟国に対して核兵器またはその他の大量破壊兵器が使用された場合。
— 通常兵器による敵の攻撃がロシアの存在を脅かす場合。
— ロシアの極めて重要な政府施設または軍事施設に対する攻撃があり、同国の報復的核攻撃能力が損なわれる可能性がある場合。
今まさにロシア国内が占領されるという、ロシアにとっては大事件であり、核ドクトリンに抵触する内容だがロシアは核兵器を使う様子は見せない。
通常戦力で取り戻せるという公算なのだろうが、一方で核ドクトリンに対する要件が形骸化する可能性もある。
これによってウクライナは欧米に対して、ここまで踏み込んでもロシアは核を使えないということを示したことになる。
支援がより強力に行われることを願うばかり。
ウクライナを力による現状変更の成功例にしてはならない。
野田元首相
野田佳彦元首相に代表選出馬要請へ 立民有志、19日にも – 産経ニュース
民主党員ではないけど、野田元首相が代表になることを応援している。
停戦合意
ガザ停戦協議で米など包括提案「停戦、視界に」 イスラエル、ハマスはなお警戒 – 産経ニュース
アメリカのポジショントークであり、イスラエルとハマスの態度を見る限り、合意に到達出来るとは思えない。
本気で停戦させたいなら、アメリカがイスラエルに対して明確に支援を停止すると迫れば、簡単に合意出来る話である。