2024年5月16日(木)の日誌

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ニューカレドニアで暴動

ニューカレドニア暴動、欧州系住民への憎悪拡大か 非常事態宣言、TikTok禁止も – 産経ニュース

ニューカレドニアの暴動の背景には、複雑な歴史と経済的要因が絡み合っている。

ニッケルの豊富な埋蔵量は、フランスがこの地域を手放さない主要な理由の一つである。

ニッケルは電気自動車(EV)のバッテリーなどに必要な重要資源であり、その供給はフランスの経済および戦略的利益にとって極めて重要だ。

安全保障や経済面でフランスの統治下にあることは、ある意味で安定をもたらすかもしれない。

しかし、ニューカレドニアの先住民にとっては、そのような状況が自分たちの権利や文化を侵害するものと感じられることも理解できる。

特に、憲法改正案がフランスからの移住者に投票権を拡大するものであることが、独立派の強い反発を招いている。

この動きは、先住民が自分たちの政治的な力を奪われると感じるのも無理はない。

ニューカレドニアの歴史を振り返れば、1980年代にも同様の暴動が起きており、その後のヌーメア協定によって一時的な安定がもたらされたものの、独立への動きは完全には収束していない。

先住民にとって、フランスの支配が続くことは、長年の独立運動の成果が無に帰すことを意味する。

現在の非常事態宣言とTikTokの禁止は、治安の維持を目的としているが、情報統制や言論の自由の制限としても見られる可能性がある。

このような措置がさらなる反発を招かないか注視する必要がある。

要するに、ニューカレドニアの問題は一筋縄では解決できない複雑な問題であり、経済的な利益と先住民の権利のバランスを取る必要がある。

フランスの植民地支配は終わらないかもしれないが、その過程でどのように先住民の声を反映させるかが鍵となるだろう。

スロヴァキア首相が銃撃される

スロヴァキアのフィツォ首相、銃撃される 生命の危機は脱したと副首相 – BBCニュース

日本国民の大半が、安倍首相銃撃事件を思い出したに違いない。

首相の容態は良さそうなのが、救いである。

どのような政治的動機があったにせよ、暴力によって訴えることだけは看過出来ない。

エホバの証人

輸血拒否を強いられ心臓手術8年できず エホバの証人の信者3世「奪われた人生」 – 産経ニュース

献金によって多くの信者とその家族を不幸にした旧統一教会と同じく、エホバの証人も適切な医療を受けられずに苦しんでいる二世信者がいる。

宗教は本来、人々に幸福をもたらすためのものである。

しかし、間違った信仰が人々に苦しみを強いる状況は、本末転倒であると言わざるを得ない。

特に、今回の男性のように、信仰が原因で幼少期に必要な医療を受けられず、その結果として人生の大部分を奪われたケースは深刻である。

彼の経験は、多くの人々に宗教の名の下で行われる不適切な行為の現実を認識させるものだ。

宗教二世たちの苦しみを軽減するためには、社会全体での理解と支援が不可欠である。

中露による世界平和

習氏「中露関係発展は世界平和にも利益」 中露首脳が北京で会談、関係強化に意欲 – 産経ニュース

ロシアのウクライナ侵攻を支援していると見られる中国とロシアが、世界平和を訴えるのは矛盾している。

アメリカと中国、ロシアとの間の緊張は今後も続く可能性が高い。

欧州も一枚岩ではなく、中国との関係は切り離せずにいる。

日本の取るべき対応は、非常に難しい。

少なくとも大国同士の対立に巻き込まれて、一方的に被害を被ることだけは避けなければいけない。

日本は、大国間の対立から自国を守るために、多国間での外交努力を強化し、平和構築に積極的に貢献することが求められている。

浪花のモーツァルト

円広志、キダ・タローさん悼む 1日40曲作曲した伝説に「その時は天才になっていた」 – サンスポ

「と~れと~れ~、ピ~チピチ~カニ料理♪」のかに道楽のCMソングが懐かしい。

優れた名曲は、どれほど時間が流れても、人の記憶に残り続ける。

ご冥福をお祈りします。

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