STEINS;GATE線形拘束のフェノグラムの感想
STEINS;GATE 0がだいぶ前にリリースされるなか、iOS版の「線形拘束のフェノグラム」がセール中だったので、一応全部クリアした。
本当はゲームは面倒だから「線形拘束のモザイシズム」という名前で、ノベライズ化されているので、それで補完しようと思ってた。
が、kindle版が出なかったので結局買わず。
概要
- 走査線上のジキル:岡部倫太郎
- 絢爛仮想のファムファタール:橋田至
- 黄昏色のソーテール:牧瀬紅莉栖
- 幽霊障害のランデヴー:阿万音鈴羽
- 雨鈴鈴曲のスクレイパー:天王寺裕吾
- 桃色幻都のシャ・ノワール:フェイリス
- 迷宮錯綜のヘルマフロディトス:漆原るか
- 悠遠不変のポラリス:椎名まゆり
- 昏睡励起のクアンタム:桐生萌郁
- 三世因果のアブダクション:岡部倫太郎
- 月暈のビヴロスト:天王寺綯(隠しシナリオ)
の計11本のショートシナリオで構成されている。
分岐は一切なく一本道なので、読み進めるだけで、全クリア出来る。
それぞれの主人公の視点で描かれるため、今まで描かれることがなかった岡部倫太郎の立絵が頻繁に登場する。
感想
微妙。
本編で岡部倫太郎がタイムリープしている裏で、こういう世界線もあったという形で書かれている。
ほとんどのシナリオが後付けされたようなもので、蛇足でしかなかった。
隠しシナリオの月暈のビヴロストみたく、SERNに拘束されたその後や、病んでしまった未来の綯など、本編で説明しきれてなかったところを掘り下げて、作って欲しかった。
月暈のビヴロストも、出し惜しみ感が強く、今ひとつ消化不良な感じで終わってしまったように思う。
STEINS;GATE本編や比翼恋理のだーりんをやって、まだSTEINS;GATEの世界に浸っていたいという人には向いている。
ただ期待するほどでもなかったというのが、僕自身の感想。
そういいつつ、「雨鈴鈴曲のスクレイパー」は良かったかも。
一番内容的にもぶっ飛んでたので、先が読めなかったし。
STEINS;GATE 0は今のところやろうとは思わないけど、時間とソフトが安くなってたら考える。