ネオジオX!
とっても今更感がするけど、同時に最近発売されたゲームハードでもなかなかのマニアック度を見せつけてくれるNEOGEO X。
私の周囲でも「NEOGEO?何それ?」という反応が大多数だったが、知る人ぞ知る名機。
当時NEOGEOが発売された時は衝撃的だったという。
昔ゲーセンまで足を運んでプレイしていたタイトルが家庭で手軽に出来る、まさにゲーマーにとっては至高の存在だったわけだ。
それをこのたび誕生日プレゼントとして頂いたので、その興奮を伝えたい。
時の他機種のハード本体の価格は定価1万円前半~2万円前半、ソフトが5千~1万円程度だったのに対し、ネオジオは本体が58,000円、ロムカセットソ フトも3万円以上した。初期タイトルのロムカセットソフトの価格は、業務用ロムカセットソフトと同額だった。これは、当時の他機種の価格をも考えた上で、 ネオジオのゲームを1本買うだけで他機種の本体が2台買える計算である。ソフトがこのような価格設定となった理由は、大容量のロムカセットを使用していた 点と製造拠点の確保に由来する。
当然、当時は一部のマニアしか買うことが出来なかった。
それが気軽にテレビで携帯ゲーム機でプレイすることが出来るというのだから、これを買わないでどうするということだ。
先に言っておくと、現代の携帯&据置ゲーム機とは比べ物にならない程度にスペックが低い。
まず画面の解像度、iPhoneなどのRetinaディスプレイで肥えてしまった目では荒く感じてしまう。
そもそもNEOGEOで高解像度は必要ないのだけどね(;´Д`)
インターネットに接続できないし、他のNEOGEO XとWiFiを通じて対戦も出来ない。
同梱されているNEOGEO X ステーションに接続して、アーケードスティックをもう一本用意すれば対戦できるが、いかんせん一つしか付属されていないので、買い求める必要がある。
NEOGEO Xで新しいゲームをプレイするには、ゲームカード(どう見てもSDカードです、本当に(ry)を差せば可能だが、2013/01/02時点ではニンジャマスターズ 覇王忍法帖のみ。
マイクロUSBで充電するようだが、NEOGEO X ステーションに接続する以外の方法では、故障の原因になるらしい(付属のマニュアルより)。
L1、L2、R1、R2とボタンが付いているが、ポーズと解像度の変更のみ。
キーコンフィグが付いていないので、同時押しの割り当ても出来ず、L2、R2は現在空気。
稼働時間は実質3時間程度、充電時間も3時間程度。
ステーションでの充電が必須なため、外での給電はほぼ不可能だと考えるとあまり足りない。
変更したオプションは保存されない仕様、ハイスコアも駄目。
- ゲーム機本体とテレビ出力ドック、ジョイスティックがセットになった「NEOGEO X GOLD ENTERTAINMENT SYSTEM」で、実売価格は 19,900 円。
- クロック 1 GHz の CPU や Linux OS、4.3 インチ液晶パネル (480×272 ドット) などを搭載。
- 収録タイトルはすべて英語版
- 初回特典として「NINJA MASTER」のゲームカード付属
- SNK プレイモアの公式ライセンス品
- NEOGEO X を NEOGEO X Station に接続することで、液晶テレビなどディスプレイへの出力が可能になる。
細かいハードに関してはスラッシュドット・ジャパンの記事を見て頂いた方が早い。
とにかく現在発売中の3DSとかPSPなどの携帯ハードに比べると、時代遅れなのは明確である。
ここまでかなり悪いところを取り上げてきたが、もちろんいいところもある。
それは、NEOGEOがNEOGEOで出来ることである(ぇ
NEOGEOに対する愛さえあれば、上記の問題など些細な点である。
ゲームカードが今後どの程度発売されるかは不明であるが、今後世の中熱狂的なNEOGEOファンがhac…してくれるに違いない。
とりあえずメタルスラッグ全作品とCVS、KOF2002を頼むぜぇ(`・ω・´)
しかしOSがLinuxとはね-y( ´Д`)。oO○
参考
1000台限定でNEOGEOが復活! 温故知新な『NEOGEO X』自腹購入レポ