バイク用ヘルメットのインカム(B+COM PLAY)について
主にスマートフォンのGoogleマップの音声案内をはっきり聞き取りたいので、B+COM PLAYというインカムをヘルメットに取り付けた。
咄嗟の通話にも使えるかもという期待もあった。
実際に使って見た感想を書きたい。
目次
B+COM PLAYとは?
東京にある株式会社サイン・ハウス(SYGN HOUSE INC.)が製造・販売しているバイク用のインカム。
その中でもB+COM PLAYは、一番安いエントリーモデルだ。
スマートフォンとBuletoothで接続し、音楽を再生したり、通話が可能になる。
インカム本体とは別に、小型スピーカーとマイクが付属しており、有線で本体と接続して使用する。
他のB+COMインカムとの主な違いは、他のインカムと直接通信して会話する機能が省かれていること。
ツーリングしない人に取っては、安価で最適なモデルと言えそう。
ちなみにAmazonでインカムを探すと、これより安いAmison(おそらく中国製?)などの製品が見つかった。
ただどうせ買うなら国産が安心できると思って、B+COM PLAYにした。
参考までに僕が買った時のB+COM PLAYの値段は12,980円で、Amisonのは約9,000円だった。
仲間とツーリングで使いたいけど、上位のB+COMは高すぎるという人にとって、Amisonはかなり有力な選択肢になりそう。
実際に買って試していないので、これ以上は何とも言えないが。
装着の仕方
公式サイトでは、ジェットヘルメットには装着出来ない(別売りのマイクホルダーで付けられる?)とあった。
しかしYJ-14 ZNITHはクッションが取り外せるヘルメットなので、クッションの隙間にスピーカーとマイクを挟み込み配線することで、加工したり両面テープを使わずにどちらも固定出来た。
今まで100時間近く、この状態のヘルメットで運転していたが、何も問題は発生しなかったのでこのままでいこうと思う。
一方、本体の取り付けはマジックテープになっており、付属の両面テープを使ってヘルメットに固定した。
ヘルメットに本体を付けたまま充電も可能だが、マジックテープなのでヘルメットから外しても充電可能だ。
ちなみに端子はUSB-Cである。
感想
良かった点
聞き取りやすい音声
スマートフォンの画面を見ずに、ナビの音声をハッキリ聞き取れるのが素晴らしい。
運転に集中出来る。
非密閉
また密閉されていないため、音楽を流していても外部の音がよく聞こえる。
緊急車両の音なども聞き逃しにくいのがGood。
駆動時間
仕様としては、音楽を連続で再生し続けて最大12時間持つらしい。
基本的にナビにしか使っていないため、優に12時間以上は連続稼働している。
操作性
ボタンが大きく押しやすいので、グローブを付けたままでも簡単に操作できる。
機械音声
女性の機械音声がアーマードコアっぽくて、カッコイイ。
悪かった点
非密閉
周りの音が聞こえやすいということは、走行中の騒音環境では結構聞き取りにくいと感じた。
また音漏れしているということなので、静かな場所だと周りの人に迷惑を掛けそうである。
総論
結論から言って、想像以上に快適だった。
渋滞時でも音楽を流せば、待つのも苦じゃなくなる。
最初はインカムを付けることで、周囲の音が聞き取りにくくなって、安全が損なわれるかもしれないと思っていた。
が、全くの杞憂だった。
インカムは正しく使えば、安全性の向上にも役立つと思う。