映画「エリジウム」
予告編を見て面白そうだったので。予告はそう、面白かったのだが・・・。
予告編
あらすじ
21世紀末、地球は汚染が悪化し人口過剰になった。豊かな暮らしを続けるため、地球を逃れた超富裕層は、衛星軌道上に浮かぶエリジウム(スペースコロニー)で暮らしている。そこでは高度な科学技術を有しており、あらゆる怪我や病気をも治療することが出来る。
荒廃した地上で暮らす工員のマックスは、小さい頃からエリジウムに行くことを夢見ていた。ある日、工場での事故で大量の放射線を浴びて、余命5日だと宣告されて解雇される。
マックスは、エリジウムへの不法入国を行っている業者のスパイダーと交渉して、治療のためにエリジウムを目指す。
感想
ツッコミどころがかなり多い。
まず序盤にスパイダーが送った民間人の乗る密入国船が撃墜されるシーンがある。なぜかエリジウムから地上にいる戦闘員に連絡して、地上から手持ちのミサイルランチャーで撃破する。スペースコロニーから迎撃するか、せめて地上のミサイル発射基地からとか、もっと他にやりようがあると思う。まさかの人力。
あとスペースコロニーのデザインだが、かなりオープン過ぎる件について。どうやって空気をとどめたり、紫外線などの有害な波長を防いでいるのか、見ている側が納得できるような描写がない。まぁどんな傷病も治せる時点で、超技術なんだけども。
決して悪い映画でないのだが、最後の結末もかなり予想しやすいので、驚きも少ないのが残念だ。深く考えずに見る分には悪くない。
ロボットに人権が付与されるのをずっと待っていたのデスガ?
もはや違う映画じゃん・・・。
そういやスペースコロニーって、思いっきりガンダムのパクりじゃん。ユニコーンガンダムで見たことあるよ。
それは間違いデス。そもそもスペースコロニーというアイデアは、1969年には既にあったのデス。
え、そうなの?知らなかった・・・。
機動戦士ガンダムで登場するスペースコロニーも、元々はジェラルド・オニール氏によりデザインされたシリンダー型をそのまま採用されていマス。