冷え込んできた2周年について
皆様はバトオペ2周年イベントを楽しんでおられるだろうか?
結論から言って、僕はまったく楽しめなかった。
今日の時点で2周年の全ての要素が出揃った訳ではない。が、ここいらで何がいけなかったのか、まとめてみよう。
目次
良かった点
各種バラマキ
39トークン、約4,000円分が無料配布。まるで定額給付金みたいだが、貰って嬉しいことには変わりない。
MS10機を貰えるのは主に初心者向け。古参兵は大抵リサイクルチケットに化けたが、新規との機体数の差を埋める意味でも良かった。
毎週無料10連の抽選配給は、通常の抽選配給に比べて全部入りのもの。ただ今回のは☆☆☆のMSが1個確定で手に入るので、運が良ければ使えるMSが当たるかもしれない。ナイトシーカーだった人は残念。
高水準の強襲R・ジャジャ
久々に乗って楽しく強い強襲機が登場した。
リロード式でありながら、チャージ可能でよろけも取れるビームライフル。通常時でも程よい威力に連写性能が高め、また蓄積よろけ50%であるため、非常に使い勝手が良い。
ミサイル・ポッドもブースト射撃可能で、よろけ値25%、総弾数12発とBD2号機や3号機を彷彿とさせる使いやすさ。
格闘はビーム・サーベルと銃剣の2種で、コンボによる火力も凄まじい。緊急回避を持たない機体からすればまさに驚異。
緊急回避制御LV1、強制噴射装置LV2、マニューバアーマーLV2、肩部オプション特殊緩衝材LV4、耐爆機構とスキル面も隙がない。
500コスト以上の強襲はかなり辛い環境にある中で、これほどのスペックを盛り込んだ本機はまさに強襲機の希望と言える。
オペレーターにテンダちゃん追加
演習でよく効いていた声なので、違和感はほとんどない。新鮮みもないと言えるが、とにかく追加されたのは純粋にプラス要素。
悪かった点
キュベレイオンライン
前作で実装当時に猛威を奮ったガンダム試作1号機、そしてバトオペを終了させるダウン射撃を持っていたキャバルリー。
単純な比較こそ難しいものの、今作のキュベレイもそれらに匹敵する壊れた性能を持っている。
癖のない即よろけ持ちのビーム・ガンに、高DPSで貫通持ち、蓄積よろけも高めのファンネル[追従]。そしてミリ削りに歩兵掃討に便利なファンネル[挟撃]とファンネル[包囲]とまさに中距離で驚異的な攻撃性能を持っている。
格闘性能も低いかと言われれば決してそうではなく、ビーム・サーベルの基本火力は2800と、威力そのものはギャンクラス、格闘補正や連撃補正の点からダメージ自体は伸びにくいものの、十分な性能である。むしろ特筆すべきは全機体でも屈指の発生速度を誇る下格闘。ダウンさせて枚数管理がとても捗る。
体の大きさが唯一の欠点だと言えそうだが、ダメージコントロールLV2と脚部特殊緩衝材LV2、肩部特殊緩衝材LV3のおかげで、大きさ以上の防御力を有している。耐実弾補正が低めになっているものの、遠距離パーツスロットが18なので補強しやすく、装甲盛りでかなり隙がなくなる。
また強化内容は、上限解放後に耐ビーム装甲補強LV4とAD-FCSLV4により、耐ビーム補正が+5、射撃補正が+5ずつ増えるので、長所をさらに伸ばせる。
そこから何が起きたか。
650コストとミックスアップの戦場では、キュベレイが多い方が勝つのが当たり前になった。Zガンダム・アッシマー、ガンダムMk-IIも全く歯が立たないし、編成上不要なレベル。
キュベレイ*5、試作2号機[MLRS](orザメル)*1とか、キュベレイ*6が現状最も強い編成なのではないだろうか。強襲機とか元々死にかかっていたのに、キュベレイの登場で絶望的になった。
主人公機(笑)のZZガンダム
まさに機体ハズレならぬ、期待はずれだった。主人公機の面汚し。
鈍足な歩行速度に巨大な図体、スラスターこそ220とかなり高速であるものの、肝心のスラスターが50で不足している。
武装も火力こそ高めであるが、即よろけが取れる射撃武装がなく、肝心のハイパービームサーベルは判定が中とかち合いに弱い。
結果、出た当初は前線を支えられず、射撃型汎用として使われることが多く、敵も味方も消極的な射撃戦をすることが多かった。
そして同650コストでキュベレイが出た現在では、まさにキュベレイのエサ。アニメでジュドーがハマーンを相手に戦った勇姿を見ることはなく、現状はただファンネルのビームに焼かれるシーンしか見たことがない。
先行投入の確定抽選配給で登場した4号機Bst&5号機Bst
それぞれの改修前の機体にコストが+50増えた機体だが、どちらも中途半端な性能だった。
4号機Bstはメガ・ビーム・ランチャーが5秒収束になったものの、照射連続ヒットに変わって、強よろけが普通のよろけに。威力も大体6~7割程度になり、かなりマイルドな性能に。
強制噴射装置と空中制御プログラムが付与されて、機動面が良くなってはいるものの、Mk-IIやリックディアスといった強力な500コスト汎用の水準にはまるで達していない。
5号機Bstは格闘補正が上がった反面、射撃補正が低下し、ジャイアント・ガトリングの威力が相対的に低下してしまった。サーベルも二刀流になったが、強襲機として見ると普通の域。むしろ改修前が低かったと言える。ただ緊急回避LV1が付与されたのは大きい。
また同500コストには先日出たばかりのR・ジャジャがおり、そちらと比較しても5号機Bstの出番はなさそうだ。
あとどちらの機体も盾がなくなっており、相対的に耐久値が下がっている点も留意して欲しい。
どちらも決して弱い機体ではないのだが、目新しさはほとんどなく、90及び120トークンを支払ってまで手に入れたいと思えるか疑問だ。むしろこれくらいの性能差であれば、機体調整で済む内容であり、あえて新機体としてこの確定STEPUPに投入する必要があったのか。
総論
キュベレイに最上位コスト(650コスト及びミックスアップ)を支配されたこと、2周年の目玉でありタイトル画面にもデカデカと登場したZZが産業廃棄物だったことが痛過ぎる。
特にバランス調整されて楽しかったはずのミックスアップは、キュベレイの数によって勝敗が左右されるようになった。
またキュベレイのミラーマッチがつまらなすぎて辛い。お互い装甲盛りでダメージが通りにくく、また射撃戦中心になりがちで楽しい要素が皆無である。キュベレイを持っていても出撃する気力がわかなくなった。こ
毎週、新機体を出すので忙しいかもしれないが、ユーザーにベータテストをさせるのはやめてもらいたい。それくらいここしばらくの機体バランスが乱雑である。
追記(2020/08/20)
5番目に用意されていたコンテナ(プレゼント)もまさかの39トークン。無料で貰えるので文句を言うのも変だと思うが、ちょっと期待ハズレ。
600コストより下は平和(戦争なんだけど)なので、そちらで遊ぶ分には問題ないね。
ただキュベレイは出たばかりデス。早めに修正が来て欲しいところですが、いつ頃になるかは全く予測が出来まセン。
お仕置きで弱くなりすぎたキュベレイも見たくないわ・・・。上手くバランスを取ってほしいよ。