実写映画「キングダム」

毎月1日の割引ということもあって、友人と見に行ってきた。

原作を読んだ上での感想になるが、奴隷出身である「信」が立身出世するまさに王道派ストーリー。

あまり中国の歴史に詳しくないのだが、中国の歴史を扱った漫画を順番に並べると、

封神演義(「殷」ー>「周」)->キングダム(戦国時代「秦」ほか多数ー>「秦」)->三国志(「漢」->「魏」「呉」「蜀」)

という時系列らしい。

戦国時代 (中国) – Wikipedia

映画では原作の1~5巻の「王弟反乱編」を取り上げている。

 

で、感想だが、良作だが傑作ではないと言ったところか。

原作を読んで、展開を知っていただけに、安心してみられた。

山の民の戦いは、蛮族っぽくて好きだわ、ああいうの。

ただ、展開を知ってるだけに驚くような部分はなく、予想の範疇を超えないまま終わってしまった。

続編が作れるように含みを持たせてはいたが、原作ありきの映画なので作るのは難しそう。

原作は現時点で54巻まで出ていてまだ完結せず。

次に争う「呂不韋」だが決着が付くのに、5~24巻まで掛かっていてキリが悪い。

「王弟反乱編」で辞めておけば、原作漫画との関係も良好なまま終われるから、やはり作らないと思うのだが、どうだろうか。

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