エルデンリングのネットワークテストの感想まとめ
1回目で触れられなかったことを書いていきたい。
エルデンリングのネットワークテスト1回目を終えて – LV73.net
目次
チュートリアル
1回目では全く気が付かなかったのだが、スタート地点の右側奥に下に降りる穴があって、そこがチュートリアルになっていた。
スタート地点がかなり暗かったので分かりにくかった。
今作からの追加要素でマリカ像(祝福とは別に復活出来る地点)の説明もあった。
素性
今回用意された素性の一覧
1回目では魔術騎士を選択したので、他のキャラも一通り触ってみた。
- 剣士:シミター二刀流による素早い連続攻撃と、遠距離攻撃が出来る戦技持ち
- 魔術騎士:ウィンドスピアと唯一物理100%カットの盾を持ち、魔術による遠距離攻撃も出来る万能さ
- 預言者:クラブと「獣爪」、「回復」が使える
- 勇者:バトルアックスと、竜の頭部が出てきて火を吐く呪術持ち
- 狼の戦鬼:バスターソードの戦技「落雷」が強力
剣士と勇者
剣士と勇者は接近戦主体なのに、盾の性能が高くない。
回避やパリィなどに頼らざるを得ないので、難易度は高め。
狼の戦鬼
狼の戦鬼は戦技「落雷」が攻略と対人戦で非常に優秀。
だが接近戦は剣士や勇者と同じく、回避とパリィ主体で難しい。
マルチプレイではかなり強い。
魔術騎士
魔術騎士は1回目にも書いたが、物理カット100%の盾の安定感が大である。
とりあえず構えて相手の出方を伺えるし、構えながら回避することでミスを極力減らせる。
遠距離攻撃の手段も用意されているので、相手に合わせて戦えるのも強い。
途中の洞窟で手に入る、戦技「輝剣の円陣」(ダークソウル3の「追尾するソウルの塊」と同じ使用感)との相性も良いため、どんなボスとも優位に戦える。
予言者
預言者は体力こそ脆いものの、攻撃範囲と威力に優れ燃費も悪くない「獣爪」が非常に強力。
また「回復」も、過去作の初期回復奇跡に比べて回復量が多く、味方も範囲内であれば回復できるため、長期戦や協力プレイで重宝する。
初期信仰が高いので、技量さえ上げれば、出血特化の短剣「レドゥビア」も使える。
侵入
概要
ネットワークテストでは協力プレイ中のホストにしか出来ないので、ソロプレイでは一切侵入されない。
しかし1人ホストもいたので、協力プレイなどのサインを表示するためのアイテム「鉤呼びの指薬」を使った時点で、侵入可能になるのかもしれない。
基本的には1対多になりがちで、しっかり侵入用にキャラ育成を行わないと難易度は高い。
またダンジョンでの侵入は出来ず、もっぱらフィールドでの戦いとなった。
広大であるが故に逃げ回る展開が多く、逃げる側には都合が良いが、追いかける方は面倒くさい。
指切り
相手との切断するアイテムだが侵入側も使える。
隙も少ないので、ホストや白霊と戦い消耗させるだけさせて、離脱するという戦法が取れる。
結局のところ、互いに時間と手間だけ掛かるだけの嫌がらせにしかならない。
「指切り」を使う隙をもっと大きくするか、赤霊が離脱したら聖杯瓶が回復するなどあれば良かった。
バックスタブ
ネットワークテストでは、敵モンスターには問題なく入るものの、対人戦ではこちらも相手も一度も決まらなかった。
明らかに隙の多い大技を使っている時でも決まらず、さすがにこれはバックスタブを取りに行くという選択肢がなくなっている。
初代ダークソウルみたいなバックスタブゲーは勘弁して欲しいが、ダークソウル3くらいには取れるとちょうど良いと思う。
初期状態の勇者で侵入
新しく素性「勇者」で始めた時に、2回ほど侵入してみたが両方負けた。
他の世界だと回復が半分(切り捨て?)になるので、基本的に長期戦は不利なのも過去作と同じ。
パリィを何回か成功したが、武器が強化されていないせいか、ダメージは2~3割ほどとリスクとリターンが合ってない。
また前作まであったキックがなくなったので、ガードで固めた敵を崩しにくくなっている。
気軽に出せるガード崩しだっただけにキックは欲しい。
Lv23の魔術騎士
今度はフィールドの全てを巡って育てきった魔術騎士(Lv23)で侵入しようとするも、レベルを上げすぎて全然侵入できない。
何とか2回ほどは入れた。
戦技「輝剣の円陣」は過去作同様(追尾するソウルの塊)に強く、遠距離攻撃をしながら隙も少ない。
これのおかげで、エルデンリングで初白星(ネットワークテストだが)を取れた。
侵入用魔術騎士(Lv5)
最後にレベルを上げずに戦技「輝剣の円陣」を回収しつつ、ロングソードを+3まで強化して装備させたキャラなら、かなり有利なのではと思ったので作ってみた。
結果は勝率70~80%を叩き出す強キャラが見事に誕生した。
そして肝心のキャラ性能だが、相手が3人組だろうが相手次第では十分勝てる。
戦技「輝剣の円陣」のフルヒットで、HPが低かったり魔法防御対策をしていなければ4~5割を消し飛ばした。
聖杯瓶で回復しようがダメージレースで終始負けることはなかった。
「獣爪」を連発してくる予言者も多かったが、まさに「先に剣を用意してる俺が一歩先を行く」を体現することになった。
一方で、どこかで落ちてたガチガチの重装備だと対魔術防御が高いらしく、合わせてランスなどの大型武器で殴り合いに持ち込まれるとだいたい負けるパターン。
そんな重装備3人組で遠距離から戦技「落雷」や「輝剣の円陣」を連発されると、流石に厳しい。
侵入用予言者(Lv8)
短剣「レドゥビア」を使って見たくて作った。
技量と信仰を要求されるが、専用戦技が血を飛ばす技。
出が早く消費FPも低めで、連続してヒットさせると出血させて大ダメージが狙える。
射程が少々短めなので、戦技「落雷」や「輝剣の円陣」との撃ち合いは苦手。
多人数相手にはちょっと微妙だが、1対1ならかなり強い。
協力プレイ
協力
マルギットの手前でサインを書いたら、こちらは多少レベルが高くても入れ食い状態だった。
今作では「金の小偶像」というアイテムを使うと、サイン溜まり(触れて解放している必要がある)という固定の場所へサインを送る。
「褪せ人の鉤指」を使うと、旧来のようにその場でサインを書ける。
どちらか自由に選べるのでかなり合理的だ。
侵入されることを楽しみにしていたのだが、他にフィールドやダンジョンでも十数回ほど白霊として参加したが、誰も侵入してこなかった。
救援
救援は侵入が少なかったのだろう。
一度も呼ばれる事がなかった。
残念だ。
探索
ボスなど
1回目ではマルギットに時間を掛けすぎて、ゴールにたどり着くのがやっとだった。
1回目で撃破したのは、
- ツリーガード
- 忌み鬼、マルギット
- (レイピアと盾持ちの蜘蛛)
くらい(()は正式名称不明)。
2,3回目では新キャラでさらに探索を行い、
- 還樹の番犬
- ファルム・アズラの獣人
- 亜人の親分
- 石掘りトロル
- かぼちゃ兜
- 猟犬騎士ダリウィル
- 血の指、ネリウス(侵入NPC)
- 飛竜アギール
- 墓守
- (石の巨人)
- (黒騎士)
- (大きな毒花)
- (城の門をくぐった先にいたよく分からない獣)
を撃破した。
とてもネットワークテストとは思えない相当なボリュームで、非常に楽しめた。
どのボスも手強く、素性によってはかなり苦しい。
ただ魔術騎士はかなり優遇されているので、サクサク倒せた感じがある。
他に印象に残った武器や戦技
戦技「カーリアの輝剣」
剣に魔力を注ぎ込んで一刀両断するおしゃれ性能に溢れる戦技で、実際に使っている人も多かった。
ふと脳裏にFateのセイバーの必殺技、エクスカリバーがよぎったのは自分だけではないはず。
ただ対人戦では見るからに隙だらけで、簡単に射程外に逃げられる。
射程はそこそこなので、安全地帯から敵モンスターを一方的に殴るか、マルチプレイのボス戦で隙を見て使う感じ。
ランス
重装備でこれを持たれたら対処が難しかった。
ネットワークテストではバックスタブがほとんど入らないので、回り込んで後ろから刺すという戦法がとれなかった。
強靱度もあるのか、一方的に殴り負けた。
気になった点
ダンジョン
ネットワークテストでは広大なフィールドと小規模のダンジョンをいくつか、そして強さも見た目も多種多様なボスやモンスターと戦えた。
一方で従来のダークソウルシリーズにあった、ダンジョンを探索するという部分は割合としては少なかった(ネットワークテストの中だけだと)。
ダンジョンのどれもギミックが乏しくシンプルで、唯一の過去作のようなダンジョンらしいダンジョンは途中までしか体験出来なかったストームヴィル城くらい。
製品版で今回登場したボスモンスターの亜種ばかり+どれも似たような簡素なダンジョンだと、過去作と違って周回するのが面倒で飽きやすいかもしれない。
ボスの難易度
1人で近接武器で挑むとかなり手強い印象。
しかし遠距離戦だと、ネットワークテストに登場した大半のボスは簡単に撃破出来た。
マルチプレイだともっと楽。
せめてマルチプレイ向けには、ボスの性能調整などが欲しいと思った。
まとめ
ただ一部を見て全体を語るのは愚かというもの。
製品版で確認する他ない。
感想
早く製品版で遊びたい、これに尽きる。
控えめに言って、最高だ。
レベリングしたり戦い方次第で難易度が大きく変わるので、シリーズ初心者やアクションゲームが苦手な人でも何とかなりそう。
それくらい攻略面で一部戦技と、そして物理カット率100%の盾が強い。
生温いと思ったら、武器を両手持ちにして回避主体で戦うと良さそう。
あと、バグなどはアンケートでこれから報告しておくつもり。
個人的には体験版でキャラクリエーションが出来て、それが製品版に引き継げるとありがたい。
キャラクリにいつも1~2時間くらい掛かるので、待っている間に作り込めると良いのだが。
駄目で元々、要望として出してみたい。