アガサ・クリスティの代表作「アクロイド殺し」の勧め

アクロイド殺し (クリスティー文庫) | アガサ・クリスティー, 羽田 詩津子, 詩津子, 羽田 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

アガサ・クリスティの代表作とも言える「アクロイド殺し」を、今さらながら紹介したい。

あらすじ

キングズ・アボット村で名士であるロジャー・アクロイドが殺された。

殺害を発見した主人公である医師ジェームズ・シェパードは、隣人の名探偵ポアロの補佐をすることになる。

ようするに名探偵コナンとか、金田一少年の事件簿のような推理小説なのね。

なるほど、君はこの「アクロイド殺し」は読んだことはないんだね?

ん?ないよ?

それならこれ以上はネットなどで調べずに読んだ方がいい。知らずに読んだ方が面白いからね。

そう言われると凄く気になる!

登場人物

シェパード医師

本名はジェームズ・シェパードで、キングズ・アボット村の医師で主人公。

姉のキャロライン・シェパードと暮らしている。

キャロライン・シェパード

ジェームズ・シェパードの姉で噂大好き。

お節介だが世話好きでもある。

フェラーズ夫人

お金持ちで酒飲みのアシュレー・フェラーズの妻。

夫に先立たれて未亡人だったが、物語開始時点には睡眠薬によって自殺している。

ロジャー・アクロイドと親密な関係にあった。

ロジャー・アクロイド

キングズ・アボット村の名士で同じく金持ち。

タイトルであるアクロイド殺しとは、彼の殺害を指している。

妻を早くに亡くし、連れ子だったラルフ・ペイトンを実の子のように可愛がっていた。

ラルフ・ペイトン

ロジャーの養子。

金遣いが荒いイケメン。

ロジャーとケンカしてロンドンにいたが、キングズ・アボット村へ戻ってきていた。

セシル・アクロイド

ロジャーの弟の未亡人。

フローラ・アクロイド

セシル・アクロイドの子、ロジャーの姪。

北欧系の金髪碧眼の美人である。

ミス・ラッセル

アクロイド家の家政婦で、歴代の家政婦でも一番長く奉公している。

近寄りがたい雰囲気を持っており、家政婦として権力を振っている。

ジェフリー・レイモンド

ロジャー・アクロイドの秘書で、優秀な好青年。

ジョン・パーカー

アクロイド家の執事で、職務を忠実にこなす。

ヘクター・ブラント

ロジャー・アクロイドの古い友人で狩猟家。

口数が少ない。

アーシュラ・ボーン

アクロイド家の小間使い。

優秀だが、他の召使いとは仲が良くない。

事件の当日に辞めることになっていた。

エルキュール・ポアロ

当初はシェパード医師の隣に住む変人として扱われ、ポロットという名前で呼ばれていた。

正体は名探偵で、過去に事件を解決してきた。

この中に犯人がいるわけね。

なんや知らんの?犯人は

コラ、ヤメタマエ!

別にええやろ。1926年の小説にネタバレとかあらへんで。

知らない方が楽しめるから、こんなところに居ないでさっさと読みにいくのだ!

感想

面白いけど、反則やな。この話が○○○○○○○の■■だって終盤で明かされるし。序盤やったら許せたわ。

もし○○○○○○○の■■であることを最初の方に明かしたなら、気付いた読者も多いだろうから、それは難しいね。しかし論争が起きたからこそ、アガサ・クリスティは有名になったと言えそうだね。

もう!○○○○○○○とか■■とか何なのさ!!気になって何も手につかないよ。

ちょっと本を買いに行ってくる。

図書館でも借りられるから、お金がない学生諸君はそちらを利用してくれたまえ。

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