劇場版シュタインズ・ゲートの感想
劇場版『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト
劇場版シュタインズゲートを見てきたので、その感想をネタバレにならないように気をつけながら認める。
実のところ、ゲームの方はまったくやったことなくて、アニメ版だけ見て面白かったので、友人と劇場に足を運ぶことになった。
当たり前だけど、TVアニメを事前に見てないと(゚Д゚)へ?ってことになりかねないので注意を。
シュタインズ・ゲートはタイムトラベルを題材にした作品で、TVアニメ版では過去にメールを送信したり、記憶のみの時間移動を行ってたりもした。
「過去を自分の都合良く改変することは出来ない」というのが主題となっており、それをいかにして乗り越えるのかが本作の大きな見所なんだろうと感じられた。
劇場版ではアニメより1年後の世界について描かれており、とくにメインヒロインである牧瀬紅莉栖が中心となっていた。
ただ、事前のアニメ放送を含め、新しいストーリーを90分で表現しようというは無茶があったのではないかと思う。
「過去を自分の都合良(ry」の部分をTVアニメ版では1話丸々使って表現してたのは、視聴者にとっても感情移入する意味で大きな役割を果たしていた。
それを短いスクリーンで表現するのは困難であったため、改めて共感しにくい部分であった。
また「最後」の解決方法として、TVアニメ版では綺麗に終わらせていたのだけど、劇場版はありきたりな結末で予想の範疇でしかなかったのが、残念である。
面白くなかったとは言わないけれども、蛇足だったと思わされる作品であった。