Kindle Paperwhiteが想像以上に使いやすかったことについて
最近になってようやくiPadやiPhoneでKindleを利用し始めた。
Kindleストアを眺めていたが、実用書や小説、コミックなどの種類も中々悪くない。
ただiPhoneだと4Sなのもあって、画面が小さく読みにくいし、iPadは逆に大きくて重いので長時間の読書には向かない。
なので以前から気にはなっていたKindle Paperwhiteを使ってみることにした。
父の日のキャンペーンで2000円offだったのも大きかった。
1.外観
プラスチックだが、それほど安っぽいわけでもなく、肌触りも悪くない。
何より軽いのが良い。
ボタンは電源のみで、あとはmicro-USB端子があるだけと、とてもシンプルである。
2.使用感
実際に小説、漫画、雑誌を読んでみた感想は、とても良かった。
画面の切り替えが独特で、iPadなどのタブレットに比べるとレスポンスこそ悪いが、私個人的にはストレスには感じなかった。
むしろ、画面がとても見やすく、目が疲れにくい方がありがたい。
ただ、Kindle Paperwhiteだと強制的にモノクロになるため、写真雑誌などカラー画像中心であるものには向いていない。
漫画程度であれば、そもそもモノクロなので何ら問題ないのだが。
ブラウザが付属しているが、無い物と思った方が良い。
画面遷移がとにかく苦手であるため、こちらはストレスがとても溜まる。
ページサイズの大きいサイトだと、開けずにクラッシュすることもある。
自前のファイルが転送できると聞いて、技術評論社で買った「LaTeX2ε美文書作成入門」のpdfファイルを転送してみたが、容量の問題かファイルを開くとクラッシュした。
一定の規格に変換しなくては読み込めないのかもしれない、現在調査中だ。
pdfファイルを転送すればすぐに読み込めるだろうと思ってただけに、少々残念だ。
3.総評
読書をするだけなら、かなり使いやすいと思う。
むしろiPadなどのタブレットデバイスはWebサーフィンやSNS、ゲームなど他に出来ることが多く、読書中に通知などで邪魔されやすい。
Kindle Paperwhiteは他のことがほとんど出来ないが、逆に取れば読書に専念できる。
バッテリー消費も「数週間持続」というのは嘘くさいが、使用頻度にもよるが1週間程度なら十分持つのであまり意識せずに使える。
あとはこれからKindleストアのバリエーションの増加と本と比べた際の価格でのアドバンテージに期待している、というかそれ次第だろうな。