GP1、GP2、GP3コンプリート
無制限の汎用機としてかなりの高評価をされている試作3号機のコア部分であるステイメンと、同じく強いと言われている強襲機の試作2号機サイサリスを手に入れた。
個人的に評価していきたい。
試作1号機ゼフィランサス
前回もレビューしたが、ステイメンとの比較も含めて再び。
ステイメンと違い、地上適正持ちで主兵装がビームライフル、副兵装にバルカン、ビームサーベルは強判定で下格闘は二段HIT。
ビームライフルからの格闘コンボが強力ではあるが、逆に言えばそれしかないのが最大の欠点。
その肝心のビームライフルもリロードが15秒とかなり長く、牽制に使っていると肝心な接近戦時に枯渇する。
副兵装のバルカンが、サイサリス並の蓄積よろけを狙える性能なら、まだなんとかなったのかもしれない。
圧倒的な手数不足に悩まされる。
登場して一週間で死亡したという説があるが、そもそも活躍の機会があったのかは疑問。
決して弱くはないが、550コストに見合った性能かと問われると苦しいところ。
単純な比較は難しいが、同じビーム主体ならアレックスの方がやれることが多く、状況に合った動きをしやすい。
上方修正は果たしてくるのだろうか。
試作2号機サイサリス
ガードカスタムと同じく巨大なシールドが特徴的な機体、原作と違って核ミサイルは非搭載。
遠距離からでもビームバズーカで支援機をゴッソリ削れ、シールドのおかげで機体HP以上のしぶとさがある。
ビームやキャノンが盾に吸われるので、支援機でこの機体を足止めするのは難しい。
旋回性能の低さと体の大きさが欠点で、当たり判定の大きさはもちろん、敵機の注目を集めやすいのも問題。
ショットガンによる強力な強襲機メタのケンプファーはもちろん、バズとビームライフルでよろけ値を貯めてくるステイメン、ビームライフルとガトリングが強力なアレックス、胸部ミサイルが強力なBD3などとは正面からの交戦は避けたいところ。
同じ強襲機のBD2とも相性が悪く、胸部ミサイルで簡単によろけ値が蓄積して、格闘へと繋げてくるから厄介。
ただ頭部バルカンがよろけ値が高めに設定されているので、先によろけを取れるかで勝敗が決する。
試作3号機ステイメン
宇宙ではジム・インターセプトカスタムFBの性能を大幅に向上させた感じ。
そもそも3次元だとカウンターを狙う人が少ない(地上よりリスクが高い)ので、格闘を直接振っていくことが多く、その状況では前によく伸びる下格闘がとても使いやすい。
発生も早いことから、バズからの下格闘が比較的決まりやすい。
武装の火力や機体のステータスの影響もあって、超高火力を叩き出す、まさに次世代機。
スキルも宇宙適正・高性能AMBAC・強制噴射装置に緊急回避制御LV2、おまけに耐爆機構と背部特殊緩衝材とこれ以上望めないくらいのフル装備。
ぶっちゃけ宇宙はステイメン5機+観測情報連結要員(ガンダム4号機、ゲルググ・キャノン、マドロック?)か、ステイメン1機を抜いて強襲機(サイサリスかBD2)を1機入れる編成が鉄板編成になりそう。
BD3でもまだ戦えないわけではないが、基礎攻撃性能が違いすぎる。
EXAMを発動して攻撃面は五分と言ったところだが、エースマッチではEXAMの性質上、ステイメンに軍配が上がる。
問題は地上でも適正持ちのゼフィランサスよりも使いやすくて、強い点にある。
主兵装のバズーカと副兵装のビームライフルで、射撃戦にも十分対応出来るし、バズーカ>下格闘>ビームライフル>下格闘と言った単純なコンボで強烈な火力を叩き出す。
550コストとしては耐久力に問題があるものの、紙装甲でお馴染みのケンプファーに比べると十分なレベル。
格闘判定が中なので格闘のかち合いには弱いが、状況によってビームライフルによる追撃を選択するなど、立ち回りを気をつければ大きな問題ではなさそう。
攻撃力、防御力、機動力が高いレベルでまとまっている機体だから、これほど評価されているのだろうと思う。