風見鶏の館に行ってきた
友人と一緒に11月の終わり頃に、神戸へ所謂「聖地巡礼」の旅に出かけていた。
「聖地巡礼」と言えば、宗教的な意味で聖地に赴くこと・・・であるが、無宗教が大半を占める日本においては漫画・アニメの題材となった土地に出かけることを指す。
もっと早くに記事にすべきだったのだが、中間レポート提出が近かったこと、そしてこの記事用のイラストを描こうと思っていて、これほど遅くなった。
結局イラストは描かず、一眼レフを用いた感想を中心に組み立てることにした。
今回の対象は「Fate/stay night」という、TYPE-MOON発の成人向けノベルゲーム及びアニメである
実に7年以上前の作品で、2011-2012年に掛けて「Fate/Zero」という作品が映像化されたのでそちらで知っている人もいるかもしれない。
そこに登場するヒロインの遠坂凛の家がこの風見鶏の館を、モチーフなっているそうだ。
もともとこの風見鶏の館はドイツ人の貿易商の住居として建てられ、住んでいたゴットフリート・トーマスさんの名前に因んで、旧トーマス邸と呼ばれているらしい。
写真を見て頂いたら分かるとおり、煉瓦造りの典型的な西洋館といったところで、アニメを知ってなくても普段の住居とは違う造りに遠い異国の雰囲気を味わうことが出来るだろう。
今回持っていったレンズは、「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」と「EF40mm F2.8 STM」の二つである。
SIGMAのレンズはとっさの広角or望遠に対応できる、とても便利なズームレンズで光量さえ確保出来ればまず困ることはないのが素晴らしい。
どうしても暗い場所だと感度を上げないと使い物にならないので、室内用に単焦点のEF40mmを持ち込んだ。
実際にSIGMAで測ってみたがやはりシャッター速度を稼げなかったので、EF40mmに交換して撮影してたが思わぬ壁にぶち当たった。
APS-Cで40mmを使うとだいたい1.6倍換算で、約64mmになる。
小さい小物を撮影するにはこの中望遠の距離は使いやすいのだが、室内全体の雰囲気を撮影したい時にはとても使いにくかった。
「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」と「EF40mm F2.8 STM」で死角はないと思っていたが、暗い室内で画角を広くとなると明るい広角レンズが欲しくなる。
今は懐が真冬なので無理だが、いずれは「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」あたりがあると、この悩みは解決すると思われる。
レンズは一度手を出すと本当に沼だわ(;´Д`)