アガサ・クリスティの代表作「ナイルに死す」の勧め

ナイルに死す (クリスティー文庫) | アガサ・クリスティー, 加島 祥造, 祥造, 加島 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

ポアロシリーズの名作「ナイルに死す」の感想を書く。

あらすじ

二十歳で絶世の美女にして、親の遺産で大金持ちのリネット・リッジウェイ。

ある時、彼女の友人ジャクリーヌ・ド・ベルフォールが訪ねてくる。

職を失ってしまったジャクリーヌの婚約者サイモン・ドイルをリネットの領地の管理人にして欲しいと懇願する。

了承したリネットだったが、実際にサイモンに会うと気に入ってしまい、ジャクリーヌからサイモンを奪い結婚してしまう。

そしてエジプトへ新婚旅行に出掛けたサイモンとリネットだったが、諦めきれないジャクリーヌが旅先へ追いかけてきてストーカー行為を働く。

嫌がらせに耐えられないリネットは、同じく旅をしていた高名な名探偵であるポアロに、この問題を解決するよう依頼する。

しかしポアロは出来る限りのことはするとして、依頼は受けない。

翌日、サイモンは汽船に乗ってジャクリーヌを撒くことを思いつくが、そこへもジャクリーヌが追いかけてくる。

そして汽船の旅の中で、リネットは殺されてしまう。

感想

金も美貌も男までも欲しいがままやなんて、どこのご都合主義の設定やねん!おかしーやろ!

美味しいもの食べて、海外旅行をしていいなぁー。お腹減ってきた。

チミらは嫉妬を隠さないねぇ。「天は二物を与えず」ということわざがあるが、現実には二物どころか三物以上与えられることは良くある話だ。

まーでも殺されるくらいなら、貧乏でええわ。

そうそう。高価な物を見せびらかしたり、欲張ったりするなど、人の恨みを買うようなことをしていたら、ろくな結果にならない。事件に巻き込まれないための大事な処世術だね。

お金持ちになっても、あまりお金を持ってなさそうにすればいいんだね。

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