Dark Souls3を大体攻略し終えて

大方終わったので、レビューでも書こうと思う。

そもそもDark Souls3とは？

簡潔に言えば、『フロム・ソフトウェアが制作した、剣と魔法で戦う、ダークファンタジーのアクションRPG』である。

言葉で説明するよりも、動画で見たほうが分かりやすいと思い、作ってみた。

状況を説明すると”大書庫”というステージ攻略中に、他のプレイヤーの世界へ侵入し、交戦している場面である。

動画を見て分かる通り、僕のようなヘタレでも十分楽しめているのがお分かり頂けるだろうか。

ちなみにこの動画はPS4の録画機能で作成したもので、ゲーム機の進歩に驚かされた。

難易度

従来通りの初心者に優しくない難易度は、変わらずと言ったところでやり応えは十分だった。

ただ最初の素性による難易度の差が特に目立っている。

素性の一つである”騎士”は最初から最後まで使える”ロングソード”に、物理カット率100%の”騎士の盾”と装備が恵まれており、シリーズ初の方にはもってこいだろう。

そして最も難易度が高くなるのは、実は装備が一番恵まれていない”持たざる者”でなく、産業廃棄物となった魔術を使わざるをえない”魔術師”なのではないだろうか。

魔術は前作まで猛威を振るっていて、一部ではシューティングゲームと揶揄されるほど、遠距離から強力な火力を放出していた。

対人戦に置いても有効な攻撃手段であったのだが、今作の魔術は本当に使い勝手が悪くなってしまった。

まず上の画像の左上の青いゲージであるFPを消費して魔術を使うのだが、そのFPを回復させる手段が”エストの灰瓶”というアイテムで、HPを回復させる”エスト瓶”と本数を共有している。

そのため、魔術を積極的に行使することは、HPを回復するための主なアイテムであるエスト瓶の本数を減らさなくてはならない。

そして序盤ではこれが相当な重荷になるため、過去作のような遠距離戦主体で戦うことは困難になっている。

ただレギュレーションver1.06にて魔術の調整が入ったため、そこそこ使っている人が増えている気がする。

よって魔術は理力を特化させて、集中力と持久力をそこそこ振らないと攻撃手段としては使いにくくなった。

賛否両論あるだろうが、何でも出来る勇者タイプは作りにくくなったのは、喜ばしいことじゃないかと。

個性は大事だ。

ネットワークプレイ

白霊は活発に呼ばれるし、赤霊も人が多い場所を選べばそこそこ入れる。

問題は自動侵入である”青の守護者”や”暗月の剣”、”ファランの番人”などであり、まるで呼ばれない。

考え得るケースとして、

１．需要と共有のバランスの悪さ
２．ソウルレベルや武器によるマッチングの狭さ
３．純粋な不具合

などが考えられるが、おそらくは需要と共有の問題だろうと思われる。

“青の守護者”や”暗月の剣”を結んでいたとしても、相互で呼ばれるようにすれば、この問題は解決出来たのではないかと。

ダークソウル2ではそうだったが、ステージクリア後のホストにも侵入出来たのは、需要を増やすという意味ではアリだった。

もちろんホスト側にも、”残り火”が手に入るなどのメリットがあっても良かった。

まぁ霊体から火を手に入れるのは、矛盾していると思うが(´ε｀；)

現状では、ソウル獲得とエスト瓶回復以外のメリットがないので、よほど対人戦に飢えている人以外は、面倒くさいだけという。

対人戦

侵入側が基本的に不利なゲームデザインをされているが、MAPによってはMOB（モンスター等）が強いので、おびき寄せれば勝機はある。

現環境では“ススメバチの指輪”装備のパリィによる一撃が強力なのと、それに対抗する形でHPが1残る”惜別の涙”を使っている人が多い。

“惜別の涙”の効果時間が無制限だし、必要な信仰も15と低いことが、原因だろう。

武器は直剣が一番使いやすくて火力もある。

他の武器は好みでそれぞれ好きなのを使っている感じ。

全体のバランスは良いか悪いかは、何とも言えない。

強い武器を使えば勝てるだろうし、弱くともそれで勝つことを楽しんでいる人もいる。

煽りとかは、もうシリーズ通していつものことなので、苦手な人は注意が必要。

道場とか勝手にルール作ってやってる人もいるけど、好きにすればいいと思う。

嫌なら、邪魔をすればいいだけだし、それがこのゲームの良いところ。

総論

PS4を買ってまでダークソウル３を買う価値があるか？

答えは「ある。」

今まで発売当初から致命的なバグやバランスの悪さが過去作では目立ってた（もちろんアップデートで修正された）が、今作はよく言えば完成度が高く、悪く言えば無難な出来になった作品と言えよう。

過去作を知ってる人はお勧めしたいし、むしろ初心者の方でも、是非とも挑戦してもらいたい。

簡単にはエンディングに到達出来ないだろうが、だからこそ挑戦する価値があるし、相応の達成感も得られるだろう。

それに協力プレイを利用すれば、それほど難易度は高く感じることはないだろうし(｀・ω・´)