【BG3】第1章で知っておきたいバルダーズゲート3の用語集(種族や団体、地名編)

【BG3】第1章で知っておきたいバルダーズゲート3の用語集(種族や団体、地名編)
【BG3】第1章で知っておきたいバルダーズゲート3の用語集(種族や団体、地名編)

バルダーズゲート(Baldur’s Gate)

ゲームのタイトルにもなっているバルダーズゲートは、実は都市の名前である。

作中ではオープニングムービーで市民が誘拐されている都市として登場し、実際に訪れるのは第3章である。

剣の海岸地方における政治・経済・文化の中枢都市である。古代より交易都市として繁栄し、港湾、金融、貴族政治が複雑に絡み合う巨大都市国家として描かれている。

本作では、物語の集大成として多くの伏線と勢力がこの都市に収束する構造となっている。

マインド・フレイヤー(Mind Flayer)及びイシリッド(Illithid)

バルダーズゲート3のオープニングから登場する種族。

正式名称はイシリッドであり、マインド・フレイヤー(精神の鞭を振る者)は通称である。

会話では混在しているため、余計にややっこしい。

種族の見た目はタコのような頭部が特徴で、触手の奥に口があり、他種族の脳みそを好んで食べる。

テレパシーで会話し、全てのマインド・フレイヤーはエルダー・ブレインと呼ばれる巨大な脳みそと精神的な繋がりを持っている。

一種の集合意識を持つ生命体としての側面もある(作中では独立した個体も存在する)。

ゲーム冒頭で行っているように、寄生虫のような物を他種族の目から入れて、マインド・フレイヤーへと変化させることで繁殖する。

過去に大きな勢力に拡大し支配してきた歴史があることと、前述の繁殖方法からマインド・フレイヤー以外の種族から敵視されている。

奴隷にされていた種族の一つ、ギスヤンキが反乱を蜂起したことで、イシリッド帝国は崩壊し、少数のマインド・フレイヤーが生き延びることになった。

インテレクト・ディヴァウラー(Intellect Devourer)

インテレクト・ディヴァウラーは、マインド・フレイヤーが知的生命体の脳を改変して生み出す存在である。

脳の形をした肉塊に四本の脚が生えた姿をしており、その外見は本作の序盤からプレイヤーに強烈な不安と嫌悪を与える存在として描かれている。

単なる魔物ではなく、「奪われた知性そのものが歩き回る姿」であり、知性・人格・自我を捕食するために作られた生体兵器である。

彼らは独立した意志をほとんど持たず、主であるマインド・フレイヤーの精神支配下で行動する。

この存在が象徴するのは肉体の死ではなく、精神の死である。

殺されるのではなく、思考し判断する主体そのものを奪われるという点において、極めて根源的な恐怖を体現している。

物語上、インテレクト・ディヴァウラーはマインド・フレイヤー支配の前触れとして機能する存在である。

彼らの出現は、単なる怪物の徘徊ではなく、世界が精神的侵略を受けつつある兆候を意味する。

また、プレイヤー自身が寄生虫を抱えた状態で物語を進めるという構造上、この存在は「自分もまた同じ運命に向かっているのではないか」という不安を強く喚起する存在となっている。

ノーチロイド(Nautiloid)

ノーチロイドは生きた有機体として設計されており、外殻、内部構造、操縦系、武装に至るまでが生体組織で構成されている。

脈打つ壁、蠢く通路、脳髄を思わせる中枢部は、マインド・フレイヤーの価値観、すなわち「肉体と精神は資源である」という思想を視覚的に示している。

内部は航行のための設備であると同時に、捕獲した知的生命体を収容・実験・寄生させる施設でもある。

船と研究所と兵器が完全に一体化した存在である点が、ノーチロイド最大の特徴である。

『バルダーズ・ゲート3』において、ノーチロイドはプレイヤーが最初に接する異界的存在である。

ここで体験する拉致、寄生、実験、混乱は、本作全体を貫くテーマである「自由意志の侵害」を強烈に印象づける。

また、ノーチロイドは安全な導入ステージではない。

プレイヤーは最初から極限状況に放り込まれ、理解できない技術と価値観に囲まれる。

その体験そのものが、マインド・フレイヤーに支配される世界の感覚を追体験させる装置として機能している。

九層地獄(Nine Hells)

オープニングにおいてマインド・フレイヤーの船であるノーチロイドは、バルダーズゲートで市民を誘拐していた。

そこへギスヤンキの部隊から攻撃受けて、転送で逃げ出した先が九層地獄である。

厳密にはその九層地獄の中でも、ザリエル大公妃が支配する一つ目の層「アヴェルヌス」である。

九層地獄は、その名の通り九つの階層から成り立っている。

それぞれの層は異なる環境と支配者を持ち、上位の層ほど政治的・軍事的に洗練され、下位に行くほど過酷で絶望的な様相を呈する。

最上層はアヴェルヌスであり、物質界と地獄を結ぶ最前線である。この層は戦場であり、血の戦争と呼ばれる永劫の戦いが繰り広げられている。

そのため侵犯してきたノーチロイドに対してザリエル大公妃に使える司令官ザルクが、乗り込んで攻撃してきた。

ギスヤンキ(Githyanki)

オリジン・キャラクターであるレイゼルの種族。

アストラル界という別の世界から来ており、黄土色のような肌に低い鼻、長い耳といった特徴である。

ギスヤンキの祖先は、かつてマインド・フレイヤーによって奴隷として支配されていた知的生命体である。

長い精神支配と搾取の末、伝説的指導者ギスの下で反乱を起こし、イリシッドの支配から解放された。

しかし解放後、彼らは「二度と支配されない」ために、社会全体を戦争と服従を前提とする構造へと変質させていった。

自由の獲得は、やがて他者への支配を正当化する思想へと転化したのである。

長年マインド・フレイヤーに奴隷されていた経緯もあって、各種族の中でも最もマインド・フレイヤーを憎んでいる。

クレシュ(Crèche)

ギスヤンキ独自の卵の孵化施設兼、保育所、訓練所のこと。

そこで過酷な訓練を経て、戦士に育てられる。

医療設備も備えていて、マインド・フレイヤーの寄生虫を取り除く「浄化」が行えるらしい。

エメラルドの森(Emerald Grove)

ウッド・エルフのドルイドらが暮らす森だが、最近になってティーフリングが難民としてやって来たため、一時的に受け入れている。

しかし同時にゴブリンの脅威も迫っているため、森を封鎖するための儀式を行い、ティーフリングを追い出そうとしている。

ティーフリング(Tiefling)

オリジン・キャラクターであるカーラックの種族。

悪魔の子孫であり、赤褐色の肌に角が生えている。

別の都市で起きた事件によってティーフリングが差別されることになったため、エメラルドの森に難民として登場する。

アブソリュート(Absolute)

ゴブリンらを改宗させたカルト教団。

マインド・フレイヤーに感染した人々をトゥルー・ソウルとして敬っている。

ミンタラやゴブリンらは、シャドウハートの持っている神秘的なアーティファクトを探すようにアブソリュートから命じられている。

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