最新のパナソニックの単3単4形充電器のレビュー
以前にBQ-CC21という旧式の充電器を使っていたが、一部のeneloop(以下エネループ)が充電出来なくなってしまった。
電池側に問題があるのか、充電器側なのか分からなかったので、とりあえず新しい充電器を買ってみることにした。
特徴
USB充電
BQ-CC21は本体にプラグが付いていて、直接コンセントに差し込む方式だ。
最新型であるBQ-CC87LではUSB充電になっており、本体差し込み端子がUSB-microBになっている。
USB給電
特徴として出力用のUSB-Aを備えており、エネループからUSB電源の出力が可能になっている。
ただしエネループの電圧がDC1.5Vであるので、一般的なモバイルバッテリーの供給量と比べるとかなり少なめ。
公式HPによれば、2,700mAhのバッテリーを搭載したスマートフォンを0.5回分充電可能だとある。
つまり1,850mAh程度で昔のiPhoneなら十分だったが、最近では5,000mAhのバッテリーを搭載したスマートフォンも多いので常用は厳しい。
ただ他のアルカリ電池から出力可能なようで、エネループだけでなくアルカリ電池を常備しておけば、停電時に役立ちそうだ。
付属のLEDライト
Amazon.co.jp: USBスイッチ付きコネクター データ転送/充電用 節電ECOコネクター : パソコン・周辺機器
個人的に付属のLEDアタッチメントライトが便利だと思った。
モバイルバッテリーとUSBスイッチ付きコネクタを組み合わせれば、ON/OFF可能な簡易LEDライトとして使用出来る。
照度約18lx、光束約35mlと決して明るい訳ではないが、三脚とスマートフォンホルダーを組み合わせれば、読書や作業用ライトとして使えそうだ。
スマートフォンでも同じようなことは出来るが、バッテリーを酷使することになるため、こちらの方が良いと思う。
ただしLEDアタッチメントライトの裏側に「BQ-CC87専用」だと刻印されており、また取扱説明書にも「BQ-CC87以外では使用しない」という注意が書かれている。
消費電流が低いので大丈夫だとは思うが、使用環境やモバイルバッテリーの種類によって危険であり、僕がそれら全てを保証することは当然ながら出来ない。
あくまでもLEDアタッチメントライトとモバイルバッテリーの使用は、自己責任でお願いしたい。
ちなみにこちらのLEDアタッチメントライトは単品では販売されていない。
スイッチ付きの汎用性の高い同様のLEDライトがあれば売れそうな気がするのだが、Amazonで探してみたもののなかった。
BQ-CC87とBQ-CC87Lの違い
公式HPにはBQ-CC87とBQ-CC87Lの2種類の表記がある。
後発品なのかは分からないが、具体的な違いはどこにも記載されていなかった。
現状ではBQ-CC87Lしか販売されていない。
感想
スマートフォンやタブレットと同じUSBアダプタから充電可能なのは非常に便利だ。
緊急時にはモバイルバッテリーを使ってのエネループの充電も可能になる。
ケチを付けるとするなら、USB-Cにしなかったこと。
USB micro-Bを使う機器は減っており、今の主流はUSB-Cである。
次の新製品にはUSB-Cを是非採用して欲しい。