アガサ・クリスティの代表作「メソポタミヤの殺人」の勧め

メソポタミヤの殺人〔新訳版〕 エルキュール・ポアロ (クリスティー文庫) | アガサ クリスティー, 田村 義進 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

アガサ・クリスティの名作で名探偵ポアロシリーズの「メソポタミヤの殺人」を読み終えたので感想を書く。

あらすじ

冒頭に看護婦エイミー・レザランがドクター・ライリーに、殺人事件の記録を残すように依頼されたという説明があり、彼女が本作の語り手になる。

レザランはバグダッドでドクター・ライリーの紹介で、遺跡調査を行っているレイドナー博士の夫人の世話を頼まれる。

調査団の宿舎で会った30代半ばの美しい夫人は、生き生きしているがどこか疲れた様子だった。

あるとき、夫人から自分を狙っている死んだはずの元夫のことを聞く。

半信半疑のレザランだったが、その後殺されてしまう。

ドクター・ライリーは偶然にもポアロがシリア軍内部の不正事件を調査し終えて、バグダッドまでやって来ていたことしっていた。

レイドナー博士と地元の警察署長の了解を得て、事件の捜査を依頼することになる。

感想

だんだん分かってきたよ、推理小説の犯人の傾向が。そこら辺の脇役なんかじゃなくて、読者があっと驚くような人が犯人だよ!

なるほど、では今回は誰が犯人だと思うのかね?

それはドクター・ライリーだね!看護婦さんのエイミーやポアロを紹介したり、何だか怪しいわ。

チミ、小説の冒頭で殺人事件の記録をまとめるように、ドクター・ライリーがレザランに依頼したことを忘れたのかね?当然ながらそれは事件後の話だから、犯人ならそんなことをさせたりするはずはないだろう。

まぁ、その驚くような人物が犯人説は、強ち間違っているとは言えないのだがね。

申し込む
注目する
guest

0 Comments
最も古い
最新 高評価
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る