「お金の超基本」の書評
勧められたので、読みながら感想でも書く。
本書のざっくりとした内容
- ライフプラン(マネープラン)を作る
- お金の稼ぎ方(雇用形態や給与の仕組み。副業について)
- 税金について
- 貯金の種類
- 結婚や子育てに掛かる費用やローンについて
- 年金や各種保険について
- 投資について
良かった点
給与明細の説明
表で分かりやすく説明されていた。
あまり注意深く見ない新成人は、見ておいて損はない。
結婚や出産、子育て費
予想される出費を検討するのに目安として役立つ。
悪かった点
仮想通貨
作者があまり知識のないまま、仮想通貨について書いている。
価値の変動が激しい、使い道が限定的など、仮想通貨を所有するリスクに対する説明が不足しており、非常に危険である。
副業
インターネットの情報をザックリまとめたレベルで、「少しでも収入アップを」という主張の割に、結構お粗末な内容だと感じた。
感想
18~25歳までの社会人になったばかりの成人が、最も適していると言えそう。
本体価格も1,200円で、0.5~2時間でサラッと読むのにちょうど良い分量ではある。
逆に言えば、50~60歳以上の人は、本書で得られる物が少ないと思う。
もし株や副業などの情報を得るなら、それぞれの専門書か、質はさておきネットで検索する方が良いだろう。
あくまで紹介程度の内容なので、専門性は乏しい。