三国志 Three Kingdoms 第一部 群雄割拠 第3話 曹操、善人を誤殺す

曹操と陳宮は逃亡中に曹操の叔父の呂伯奢を訪ねるも、勘違いで家族を皆殺しにしたところから。

あらすじ

呂伯奢の家人たちを殺害したのち逃げ出すが、酒を買いに行っていた呂伯奢と出会ってしまう。呂伯奢から恨まれ、告発されることを恐れた曹操は呂伯奢すらも殺してしまう。

曹操は呂伯奢の家で弔い、自身の行いが正当であると主張する。陳宮は曹操のあまりの悪辣さに愛想が尽きて、寝込みを襲い殺そうとするも思いとどまる。夜が明ける前に陳宮は一人出て行き、別れることになる。

曹操は父の曹嵩に会い、兵を挙げるための資金を得る。楽進李典夏侯淵夏侯惇曹洪が配下として加わる。それだけでは兵力が足りず董卓を倒せないので、偽の詔を作り、各地の諸侯に檄文を飛ばし、結集する。

そして渤海袁紹、南陽の袁術長沙‎孫堅、北平の公孫瓚(こうそんさん)、西涼の馬騰(ばとう)など、全部で18の諸侯が結集する。さらに前回、桃園の誓いを立てた劉備、張飛、関羽の3人も駆けつけるが、門前払いを受けてしまう。そこへ通りがかった曹操が、仲介し中へと招き入れる。

諸侯らから冷遇を受ける劉備らだが、そこへ董卓の先鋒として華雄が攻めてきて一騎打ちを迫る。袁術の配下の潘鳳が名乗りを上げて戦いを挑むが、一撃で返り討ちにしてしまう。

退場者

  • 呂伯奢:酒を買ってきた帰りに曹操に殺される
  • 兪渉:華雄に一騎打ちで敗れる

感想

呂伯奢の逸話を聞いて、曹操を不快に思う人も多いだろう。ただ彼の凄いところは、常人には耐え難い失敗でも、異常に気持ちの切り替えが早いところだろう。

その後も周りの人々の生死を左右する途方もない失敗を何度もするのだが、そこで挫折することはなかった。戦いに敗れ落ちぶれても、そこから学んで、より強くなって立ち上がっていく。その精神力や剛胆さは、現代でも学ぶべきところは大いにあると思う。

また後半は、曹操と劉備が初めて顔を合わせる重要な回。序盤の物語に大きく関わっていく諸侯らも登場し、今後の盛り上がりに期待が高まる。

なんで陳宮ちゃんは曹操ちゃんを殺さないの!?あんな恩知らずは黒ひげ危機一髪の刑にしなきゃ!

彼も独白していますが、一度助けた相手をすぐに殺すことに抵抗を感じたようです。曹操に正義がなくても、陳宮は情、つまり人を思いやる心は捨てたくないと言っていマス。

そんなんだから別の世界で、ノブと伯爵に馬鹿にされるんだよ。

ただ本作の陳宮の扱いはまだ良い方だと思いますよ。それに曹操が生きていたからこそ、劉備も表舞台に出てこられた訳デスシ。

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