貂蝉をめぐって董卓と呂布の仲が悪くなってきたところから。
あらすじ
王允が自分の屋敷に戻ると旧友の陳宮が訪れていた。そこへ呂布がやって来て董卓が怒ってしまったことを相談しにくる。話を聞いていた陳宮は王允とともに呂布に対して董卓を討つように薦める。
董卓の元へ李儒が慌ててやって来て、皇太后から帝位を譲りたいとの相談を受けたと知らせた。歓喜した董卓は皇帝になるべく宮殿と向かうが、王允が現れて勅命として董卓を殺すことを宣言する。驚いた董卓は呂布に助けを求めるが、その呂布は赤兎馬に乗って董卓を突き殺す。
こうして献帝(劉協)の元、王允と呂布が権力を握ることになり、呂布と貂蝉は結ばれる。
董卓を排除することに成功したが、その配下だった李傕と郭汜は辺境へ逃走した。陳宮は二人を危険視して無理に戦わず帰順を促すように進言するが、王允は二人を許すことが出来ないと討伐することを決めて呂布に出陣を命じる。
追い込まれた李傕と郭汜は長安へと夜襲を掛ける。李傕と郭汜は王允を差し出せば危害を加えないと通告したので、王允は献帝を守るべく城門から飛び降りて自害する。
陳宮は急ぎ呂布の元へ向かうが反抗する戦力がなかったため、長安を脱出し天下を狙うために組むことを約束する。
場所は変わって徐州の太守陶謙の元へ、曹操の父、曹嵩がやって来る。曹操に会いに兗州へ行くために通りがかったと言う。陶謙は手厚く持てなし、護衛を付けて送り出す。しかしその護衛は元々黄巾族が帰順した兵達であり、道中で厚遇を受けている曹嵩を妬ましく思い、財宝を奪い殺してしまう。
父の訃報を聞いた曹操は大声で泣け叫び悲しむ。また同時に陶謙も嘆き悲しみ絶望する。
退場者
- 董卓
- 王允
- 曹嵩
感想
李傕と郭汜の持つ戦力を考慮せず、感情論だけで判断した王允が死んでしまう。過信するのは良くないことだと身を挺して教えてくれた。
曹操が悲しんでいるシーンがあるが、本当に親孝行できずに悔やんで悲しんでいるのか、はたまた徐州に侵攻する大義名分作りなのか。個人的にはどちらも正しく、同時に出来てしまうのが曹操なのだろうと思ってる。
貂蝉と呂布がめでたく結ばれて・・・、
結ばれてないよね・・・。
まさに墓の下まで持って行かないといけまセンネ。
まぁ呂布は気がつくことはないデショウ。董卓もあっさり裏切るあたり、かなり場当たり的行動ばかりですから。
そういや今回登場した陳宮ってどこかで見たことあるのだけど。
第3話で曹操と別れた陳宮デスネ。呂布と組み、知力の足らない彼を助けて、天下取りへと乗り出そうとしていマス。
お互い足りてないところを補っていこうって訳ね!
そう上手くいけば良いのデスガ。