初めに情報(教科)とは?

教科「情報」とは2003年より高等学校等で新しく設置された教科である。

  • 情報活用の実践力:(情報を集めて整理し他へ伝えるなどの力)
  • 情報の科学的な理解:(コンピュータやインターネットの仕組みを知る)
  • 情報社会に参画する態度:(インターネットを通じた社会生活の中のモラルやマナー)

の3つの点を目標にしており、ただ単にパソコンやインターネットの使い方を学ぶことのみではないことに注意してほしい。

しかし現状の高等学校の情報は、学校や担当教員によって教えている内容が、質も量も内容もバラバラであると言わざるを得ない。

ある65歳を超えた再任用の担当教員は、知識が偏っているのだろうか、1年間の授業で2進数のみ取り扱っていた(1年間どうやって持たせていたのかかなり疑問)。また一方でWord、Excel(+PowerPoint)の使い方のみを教え、インターネット上のモラルやマナー、PCやネットなどの仕組みは触れないなど、パソコン教室とほぼ変わらないカリキュラムを実施している学校もある。

そのような状況になっている理由としては、情報科教員の確保の難しさに問題がある。新設された当初は、現行の他教科の教員に対して講習会を開いて免許を付与した。しかし講習期間の短さもあって、十分な資質を持った情報科の教員が確保できたかは、最近までの教科「情報」が全てを物語っている。

無論、新たに大学で情報科の免許を取得する学生もいるのだが、情報科の募集枠が極端に少なく、人数調整で融通の利く非常勤講師として採用している学校の方が多い。もし情報科で教員を目指そうとしている学生がいるなら、僕なら「路頭に迷うから止めておけ」と言いたい。それでも情報科の教員になりたいなら、他の教科(数学や社会など)の免許も同時に取得することをオススメしたい。

教員ばかり責めているように聞こえる(実際にはそうなのだ)が、教科「情報」の性質にも原因がある。そもそも高等学校の教科の中で、教えるハードルが最も高い。何故だろう。

それは教える内容が年単位、下手すると半年で変わってしまうからだ。流行のSNSやコミュニケーションツールは変化していくし、プログラミング言語も新しいモノが登場し、従来の言語も新しいバージョンが公開されていく。毎年、金太郎飴のように同じ授業という訳にはいかない。

絶えず情報科の教員は絶えずネット上のサービスやニュースを調べ、見聞を広め続ける必要がある。だから教科として難易度が高いし、人によってはついていけずに古い内容を教え続けているケースもある。

そういう意味では僕が高校生の時に受けた情報の授業は、当時新設されたばかりにも関わらず、内容(当時では珍しくブログを教材にした)として客観的に考えても大変良かった。なぜなら現在こうやってブログを書いて、情報発信を行えているのだから。

なので今回、今まで情報を学ぶ機会のなかった人や、高等学校の情報が今ひとつ分からなかった人(進行形な人も)、そしてこれから学ぶ予定の人も含めて、教科「情報」を体系的にWebページにまとめてみようと思った。

そうは書きつつも、はっきり言って自分の中で教科「情報」について、まとめておきたいと思ったのが本当のところではある。

参考

高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編

今北産業(「今来た」ばかりだから、「三行」で説明してね)。

・教科「情報」の内容は学校によって割とバラバラ
・教科「情報」の内容は年ごとに変化
・必要な人のためというか筆者自身のためにまとめてみる
と言ったところデス。・・・それくらい頑張って読んでクダサイ。

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