kindleで本を読む時の最適な端末とは?

kindle対応端末「kindle対応端末」

場所を取らない、セールに買うとお買い得、ということもあり、最近kindleで本を買うことが多くなった。

使う端末は主に、

  • Kindle Paperwhite(2013)
  • iPhone6 Plus
  • iPad(第4世代)

とこの三つを使い分けている。

ほかにも、Kindle Cloud Readerが利用可能になったけど、対応していない書籍は読むことが出来ず、またPC画面で読むのがしんどいのであまり使ってない。

小説やコミック、雑誌等、いろいろな読んでいるうちに自然と手持ちの端末ごとの向き不向きが分かってきたので、感想としてまとめてみた。

 

Kindle Paperwhite(2013)

Kindle Paperwhite (第2世代) 「Kindle Paperwhite (wifi 2013)」

利点:

  • 電子インクディスプレイ搭載で目が疲れにくく、またバッテリーの持ちが良い。
  • 1日当たり2時間ほどの使用だと、1週間程度は充電せずに使用出来ている。
  • バックライトを搭載しているため、屋外の明るい場所でも屋内の暗い場所でも十分読める。
  • ディスプレイの解像度が意外に212ppiと高精細なので、小さい文字も意外に読める。
  • 他の端末に比べて安い(10,000円程度。)

欠点:

  • レスポンスが最悪で、ページをめくる度の書き換えがスマートフォンやタブレットに比べて遅い。
  • 動作も不安定で、時々強制的に再起動を余儀なくされる(*VerUpでかなり改善された。)
  • 当然ながら電子インクなので、白黒での表示であること。
  • 内蔵メモリが4GBなので、漫画や雑誌などの容量の大きい本だとすぐに足らなくなる。

長時間小説などの活字を読むなら、最も相性の良い端末である。

カバー込みでも軽いし、電子インクのおかげで目が疲れにくいし、長時間駆動するので、バッテリーの残り残量を気にならない。

iOSやAndroid端末だと、SNSを見に行ったりと読書してても、他のことをしたくなるが、この端末は読書しか出来ないから、集中しやすい(厳密にはブラウザが付いているが、オマケ程度の性能である。)

 

ただ雑誌などの大きい固定レイアウトの本は、文字が小さく表示されてしまい、とても読みにくい。

もちろん拡大は可能だが、レスポンスが良くないのでオススメしない。

漫画との相性は良いが、内蔵メモリの関係上、どうしても保存しておける冊数が限定されるのが残念だ。

 

 

iPhone6 Plus

20141213-19 「iPhone6 Plus」

利点:

  • スマートフォンの中でも大型の部類に入る5.5インチディスプレイで、機動性と視認性を両立。
  • 401ppiという圧倒的な高精細で、小さい文字もくっきり読める。
  • LTEで外出先でも高速ダウンロードが可能。
  • 一般的なスマートフォンと比べ、バッテリーの持ちは十分良い方である。
  • 128GBモデルもあるので、保存容量に困ることはなさそう。

欠点:

  • アスペクト比が16:9なので、漫画や雑誌との相性があまり良くない。
  • 各種通知など、多機能ゆえに読書を阻害する要素が多い。
  • Paperwhiteに比べ、目が疲れやすい。
  • 3種類の中では最も高価である。

今までAndoroid搭載端末と比較して小型だったiPhoneを大型化した機種。

iPhone4Sでもkindleアプリを使っていたが、あまりの小ささに小説ですら、一ページ当たりの表示文字数が少なくなりすぎて、ページを度々めくる必要があった。

iPhone6 Plusが発表された時に、この大画面ならば本を読む時に、かなり使えるようになったのではないかと。

実際、1ページあたりの表示文字数はかなり多くなっており、Kindle Paperwhiteを忘れた時には十分代用出来るレベル、というよりはこれだけで良い感じである。

小さくて読みにくい文字があっても素早く拡大出来るので、ストレスは少ない。

 

残念な点はなんと言ってもアスペクト比が16:9と縦長であることだ。

漫画や雑誌は基本的に4:3であり、どうしても上下表示されない領域が出てくる。

5.5インチのディスプレイをフル活用出来ないし、実際の表示が小さくなってしまうのは残念極まりない。

 

iPad(第4世代)

iPad&kindleアプリ「iPad(第4世代)」

利点:

  • 9.7インチディスプレイで、持ち運び可能な端末でも最大クラスの大きさ。
  • 264ppiの実用的な解像度。
  • Paperwhiteほどではないが、一般的なスマートフォンよりは長持ちする。
  • iPhoneと同じくWhitepaperよりも、保存容量は圧倒的に多い。

欠点:

  • 652gと最近のタブレットでは重い方。
  • iPhoneと同じく、多機能ゆえに(ry
  • Paperwhiteに比べ、目が(ry
  • Paperwhiteが6台前後買えてしまう値段である。

見ることに関しては、ディスプレイサイズとアスペクトが噛み合っており、これ以上はなさそうなくらい相性が良い。

iPhoneよりも見やすいことは間違いなく、小説、雑誌、漫画と合わない本はなさそう。

 

ただネックは携帯性。

カバンに入れると嵩張らないけど、明らかに重くなる。

何より手に持って読み続けると、これは良い筋力トレーニングになる。

家の中で読む分にはいいけど、外で読むには少し勇気と気合いがいるかもしれない。

 

終わりに

いかがだっただろうか。

どれが最適化は、コストや使用環境によって左右されるため、自分に合ったデバイスを是非見つけて欲しい。

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