リアルアーケードPro.V3 隼のレビュー。

ゲームセンターあらし「ゲームセンターあらしの石野あらし」

リアルアーケードPro3(以下RAP3)を手に入れてから5年前後もの間、スト4やCVS2、MVS2、ソウルキャリバー4と5、前作EXVSと、とてもよく動いてくれた。

そしてEXVSFBの敗戦数が500を越えてた今日この頃、愛用中のRAP3もケーブルに断線が見られ、認識しなくなることが時々発生した。

表面のネジもさび付いてきたしメンテナンス性も良くなかったので、いっそこの辺りで新調するかと思っていた。

そんな折、2014年1月30日にリアルアーケードPro.V3(以下RAPV3)のマイナーチェンジ版である、リアルアーケードPro.V3 隼が発売された。

ネット上での評判が少なく確信は持てなかったが、RAPV3自体は高評価だったため、ハズレはないだろうと思い買ってみることにした。

以下にそのレビューを記載する。

リアルアーケードPro.V3 隼|株式会社HORI

 

1.仕様

隼箱正面 「リアルアーケードPro.V3 隼の箱(正面)」

箱は横470mm奥283mm高さ160mmと、量販店で買って持って帰るには、車でないと結構大変な大きさ。

一応、箱上部には取っ手が付いている。

 

20140310-08「RAP3(上)とRAPV3隼(下)」

本体のサイズは、

  • 横:約430mm
  • 奥:約240mm
  • 高さ:約125mm(レバー込み)
  • 重さ:約2.3kg

となっている。

隼は最近のゲームセンターでよく見かける筐体、「VEWLIX」を彷彿させるようなデザインになっている。

VEWLIX – Wikipedia

RAP3以上に触るだけでワクワクしてくるのは、とても素晴らしい。

隼のボタン配置はビュウリックス配置であり、ブレイブルーやスパ4などはこの配置であり、最近の発売されているアケコンもこのパターンが多い。

もう一方の配置がノアール配置で、RAP3がこれに該当する。

主に鉄拳やEXVSシリーズがノアール配置である。

特に家庭版で練習してゲーセンが本番なんて考えている人は要注意だ。

ゲーセンには行かず家庭用のみであれば、十分に慣れでカバー出来る範囲だろう。

 

USB端子回り上部パネル「USB端子回りと上部スイッチ等」

USB端子を格納出来るので、保管する時に痛めずに済むのはとても良い感じ。

また一見するとスタートボタンを誤爆しそうなところに設置されているが、上のツマミで上部ボタンと入れ替えが可能

あえて押しやすい位置にスタート&セレクトボタンを配置することで、スパ4のテクニックの一つであるずらし目押しなどにも対応しやすくなっている。

SUPER STREET FIGHTER IV &AE Wiki – ずらし目押し

連射機能ももちろん搭載されていて、連射速度も変更可能となっている。

ただPSボタンからの電源投入はRAP3と同じく対応していない。

 

2.メンテナンス性

RAP3のネジ20140310-12「RAP3の天板部分のネジ(上)と背面部」

 RAP3と比べて見ていこう。

RAP3のボタンを交換する際には、

背面部のネジを外す>背面部の板を外す>背面内部からナットを外す>天板を外す

というステップを経ないと内部へアクセス出来ない。

RAPV3と隼は、

背面部のネジを外す>背面部の板を外す

と2STEPで簡単に取り外せるようになっている。

またボタンと導線を繋ぐプラグもRAP3に比べ抜きやすくなっており、無駄が多かったRAP3に比べると大きく改善されている。

 

隼背面「隼の背面」

余談ではあるが、側面を両手で持てるようになっており、安定して移動が行えるようになったのも良くなったポイントだ。

 

3.操作性

「玄」ボタン「「隼」レバーと「玄」ボタン」

肝心の操作性だが、ここが通常のRAPV3とRAPV3隼の大きな違いと言ってもいい。

RAPV3隼ではHORI製の独自レバー「隼」と同じく「玄」を搭載している。

レバーは「抵抗が少なく、滑らかな入力が可能」と謳っているが、サンワレバーと大きな違いは感じられなかった。

RAP3のレバーはそこそこ使い込んでいるため単純な比較は難しいが、現状では隼レバーは褒めちぎるほど良い物でも、酷評するほど悪い物でもないと言ったところか。

スパ4でセビ滅を試してみたが、隼レバーとサンワレバーの差は特に感じられなかった。

RAPV3隼の最大の欠点、それはボタンである。

 

トーナメントボタン「玄」とは名ばかりで、根本的な欠陥として押した際に引っかかりを感じさせられ、キュッキュと音鳴りやすい。

恐らく「玄」の説明文にも、『従来のボタンユニットと比較し幅広のボタン面でハウジングとのスキマを極限まで狭くし』とあるように、狭くした結果スムーズに押せずにストレスを感じさせる造りとなってしまったのだろう。

手持ちのセイミツ製のボタンを押してみても、こちらはガタツキは多少感じるものの、とてもスムーズに押せる。

RAP3も感想前の初期ボタンはHORI製だったが、同じようなレベルの代物だったので、あまり進歩していないと思える。

また好みが出る部分ではあるが、ボタンの表面が盛り上がっているのでイマイチ押しにくい。

 

4.総評

レバーは悪くないが、ボタンは劣悪、基本設計はRAPV3なので、他の面はとても良い。

といったところか。

わざわざRAPV3隼を買わなくても、通常版のRAPV3でなんら問題ない。

気になるようなら、「隼」レバーと「玄」ボタンはHORIでそれぞれ購入可能なので、RAPV3を買って後で換装するのも可能だ。

隼・玄の組替について|株式会社HORI

どの製品が搭載可能なのかは、上記リンクから参照して確認して頂きたい。

 

さて、セイミツ製のボタンでも買いに行ってくるか。

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