ニキシー管時計を組み立ててみた。

20130803-04「ニキシー管時計」

きっかけはもちろんシュタインズ・ゲートだ。

STEINS;GATE – Wikipedia

もともとはゲーム作品なのだが、アニメだけ見てゲーム自体は実はやったことない。

いずれやってみたいが、ADV系のゲームは苦手だ。

文字読むのがしんどくてね(´・ω・`)

その作中に登場する「ダイバージェンスメーター」という機器(世界線なる数値を計測する)に用いられている。

私はニキシー管が発する特有のオレンジ色の光に心を引かれたわけだ( ´_ゝ`)

ただ現存するニキシー管が少なく高価で、また前述のアニメの影響もあってか、ニキシー管を用いた時計は最低4万以上するものがほとんどであるし、売り切れor生産中止も珍しくない。

ニキシー管 – Wikipedia

仕方ないので当初はiPhoneアプリでNixieClockというアプリで雰囲気だけ楽しんでいたが、やっぱり本物が欲しくなったので、完成品よりも比較的格安で入手出来るキットを試してみることにした。

20130803-01「作成前の基盤」

作成に使用したもの。

  • ニキシー管(IN-14)*6:Amazon clockwork 約9000円
  • 時計キット:楽天MARIOKINGS 約8000円
  • ディスプレイケース:ダイソー 100円
  • ハンダこてセット(ハンダこて・ハンダ・こて台・ハンダ取り線など):Amazon 約1500円
  • テスター:Amazon 約1000円
  • 電動ドリル:所持品 0円
  • ピンセット:同上
  • ニッパー:同上
  • ペンチ:同上
  • ハサミ:同上
  • ドライバー:同上
  • ヤスリ:同上
  • 定規&メジャー:同上
  • 名前ペン:同上

追加で、

  • ハンダ吸い取り器:シリコンハウス 約2500円
  • ボタン*4:同上 400円
  • ネジ付きスペンサー*4:同上 400円

といったところ。

もっと賢く調べて買い物をすれば安く済んだだろうが、工具関係は再利用出来るから気にしない。

ちなみに電子工作は中学校の技術の時間が最後で、ランプか何かを作ったきり。

電子工作スキルにはまったく不安を覚えていたわけだが、意外と何とかなったのが驚き。

キットに添付されていた説明書には回路図こそなかったものの、パーツ一覧表と完成図が載せられていたので迷わなかったし、失敗しそうな箇所には注釈が丁寧に添えられていた。

20130803-02「左端のニキシー管に注目。」

難しかったのはニキシー管の取り付けで、傾いて付けてしまったニキシー管をまっすぐにしたかったのだが、ハンダ吸い取り線を使っても基盤の穴に固まったハンダを取り除くのは無理だった。

そこで仕方なくハンダ吸い取り器を調達したわけだが、それもハンダを溶かして吸い取る前に基板が熱で痛んでしまったので断念せざるを得なかったわけだ。

いずれ別の機会でハンダ吸い取り器は使うことになるだろう(希望的観測)。

20130803-03「背面部」

もうひとつはケースの加工。

電源部分に大きめの穴を開ける必要があったので、いくつかの小さな穴を開けてそれをニッパーで切り取るという方法を選択した。

結果は見ての通り、何とも味わい深い仕上がりとなった(;´∀`)

ボタンの部分は6.5mmのドリルでなんとかごまかそうとしたが、キットに付属していたボタンでは入らなかった。

そもそもキットのボタンは少々ちゃちな造りだったので、穴に適合する良さそうなボタンに交換して対処した。

 

20130803-05「ニキシー管拡大図」

感想。

初めて電源を入れて稼働した時の嬉しさは、格別のものだ。

蜂の巣状の編み目の奥に浮かび上がる橙色の数字は、様々な代償を支払っただけの価値はあったと思う。

もちろんただの時計なんて、ダイソーで100円も出せばアラーム付きのそこそこ高性能な物が買えるだろう。

この時計はコンセントを抜けば時間を記憶できないし、時計の中では消費電力は高い方だし、音もならないし、電波をキャッチして自動で時刻修正なんかもってのほかだ。

しかし自分で組み立てたからこそ、他の誰もが持っていないオリジナルだからこそ愛着というものが沸くのだろう。

 

補足。

IN-14という型はロシア製のニキシー管なのだが、「5」が2の反対の型なので少々歪になっている。

個人的にはこの逆さ感がいい感じで好きなのだが、日本製のニキシー管だとちゃんと「5」になっていてなおかつ細身のフォントになっている。

シュタインズ・ゲートで使われているニキシー管はおそらく後者の日本製だと思われるが、ロシア製ならともかく日本製のモデルは入手難易度が高すぎる。

下のサイトでリトアニア製のキットに日立製CD81を付けたツワモノがいらっしゃったので紹介しておきたい。

ニキシー管時計2

 

 

発展。

今日は日本橋のシリコンハウスという電子機器パーツの店に立ち寄ってきたわけだが、音響のアンプなどのキットも結構あって驚いた。

せっかくハンダこてやテスターを買ったのだから、これを機に別の電子工作に興じるのも悪くないだろう。

 

参考。

ニキシー管時計製作講座 tubehobby製キット解説サイト。

nixie-tube.com 国内でも希有なニキシー管通販サイト。

tubehobby.com リトアニアのニキシー管時計キット販売サイト。国内キットと比較してとても高性能。

ダイバージェンスメーター作成 おまけ。

6 Comments

ariko

お忙しいところ恐縮ですが失礼いたします。コメント送信ミスでコメントが届いていなかったかもしれませんので再度コメントさせていただきます。もし、コメントがすでに送られていましたら、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
この「ニキシー管時計を組み立ててみた」の記事で取り上げられている「おまけ」のリンク先、http://sgepk.blogspot.jp/のサイトはlv73様が運営されているのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

Reply
ariko

そうだったのですね。お手数をおかけしました。
早速のご返信ありがとうございました。

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